4.光市島田川河口・牛島  ― 水島の道・牛鬼の住む島 ―
     鳥相(水辺・カラスバト)季節(秋〜春)  光市島田川河口一帯・牛島
概 要

 島田川は玖珂郡周東町に源を発し、玖珂盆地を蛇行しながら光市を通り周防灘に注ぐ。河口一帯にはデルタを作り、沿岸潮流が土砂を運んで美しい白砂青松の虹ヶ浜・室積海岸を形作っている。
 牛島は室積の東南約8.5kmの海上に浮かぶV字型をした島で、北側に集落がある。人口は約110人、面積1.96ku、ほとんど斜面で平地はない。海岸部は大部分が断崖絶壁で、東部に砂浜、礫の堆積海岸がある。島全体はタブノキなどの照葉樹林に囲まれている。
探 鳥

 光市の中心部を流れる島田川の河口一帯には、干潮時に広大な砂州が出現し、数多くの野鳥が採餌や休息に訪れる。特に冬はカモメ類が飛来し、多いときは中州一面が埋め尽くされることもある。ウミネコやユリカメモメが主であるが、カモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメも多く見られ、千歳橋付近ではユリカモメの餌付けも行われている。また、その他の水鳥も多く、カモ類やウ、サギ、時にクロツラヘラサギなどの珍鳥も飛来する。カワセミも必ず見られる。春秋の渡り時期には、シギ・チドリの類も多く、セイタカシギなども観察されている。1987年3月、西岸に「水鳥の道」が作られている。
 平成5年、牛島でカラスバトの生息が確認された。山口県では下関市蓋井島と萩市見島に生息し、豊北町角島や萩市で確認されているが、瀬戸内海で確認されたのは、今回が初めてである。
 カラスバトはカワラバトより大きく、尾は比較的長い。体は黒色で紅紫色や緑色の金属光沢があり、「ウッウー、ウッウー」と太い声で鳴く。


      光市 島田川河口


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冬季に観察できる種
カイツブリ・カンムリカイツブリ・カワタ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・クロツラヘラサギ・マガモ・カルガモ・コガモ・ヨシガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ウミアイサ・ミサゴ・トビ・ハヤブサ・コチドリ・イカルチドリシロチドリ・トウネン・ハマシギ・イソシギ・ソリハシシギ・チュウシャクシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・カモメ・ウミネコ・カラスバト(牛島)・キジバト・カワセミ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ヒレンジャク・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・ツグミ・シジュウカラ・メジロ・オオジュリン・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ミヤマガラス・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ドバト

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