1.岩国市尾津  ― 春の渡り鳥 ―
     鳥相(水辺)季節(春・秋)  岩国市尾津一帯
概 要

 尾津は岩国市の、瀬戸内海に面した約150haの干拓地である。3月から5月にかけては、ハスの植付け時期にあるため、水田に水が張られ、ほどよくかき混ぜられて絶好の湿地となっている。その横の門前川の河口に広がる干潟とともに、渡りの時期の野鳥にとって中継基地としてにぎわう。
探 鳥

 主として水辺の鳥。中でもシギ・チドリなどの旅鳥が多い。最近は鳥種、個体数ともに減少の傾向にあるが、春の渡りの季節には、2〜3時間探鳥すれば、10〜15種のシギ・チドリは観察できるだろう。過去に、カラシラサギ、オガワコマドリ、クロツラヘラサギ、ミヤコドリ、シベリアオオハシシギなども飛来している。セイタカシギは、少数ながらここ数年毎年飛来している。1989年5月には、ケリが営巣し産卵した。この探鳥地一帯は水田で、農家が点在し、一面のレンコン田の中を縦横に走る農道から探鳥することになる。従って自家用車で探鳥する場合、農作業の邪魔をしないように気を付ける必要がある。門前川をのぞけば、干潟や堤防沿いでキアシシギやチュウシャクシギが休息している様子も観察できる。秋の渡りの時期にはレンコンが伸びて探鳥に不向きであるが、冬はカモがたくさん集まる。


      岩国市 尾津


      ←→探鳥コース ポイント
春季に観察できる種
カイツブリ・アマサギ・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・アオサギ・カルガモ・コガモ・シマアジ・トビ・バン・タマシギ・コチドリ・シロチドリ・メダイチドリ・ムナグロ・ダイセン・ケリ・キョウジョウギ・トウネン・ヒバリシギ・ウズラシギ・ハマシギ・サルハマシギ・コオバシギ・エリマキシギ・オオハシシギ・ツルシギ・コアオアシシギ・アオアシシギ・クサシギ・タガブシギ・キアシシギ・イソシギ・ソリハシシギ・オグロシギ・オオソリハシシギ・ダイシャクシギ・ホウロクシギ・チュウシャクシギ・タシギ・セイタカシギ・ユリカモメ・コアジサシ・キジバト・ヒバリ・ツバメ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・タヒバリ・ヒヨドリ・モズ・ツグミ・オオヨシキリ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス

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