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科名 イシガイ科
和名 フネドブガイ
学名 Anemina arcaeformis (Heude)
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー  
   
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阿武町
(撮影:増野 和幸)

選択理由  中国大陸には広く分布するが、1990年に山口県阿武郡阿武町長沢堤から発見された個体が日本新記録となった。同地は県内唯一の産地でもある。しかし、グロキディウム幼生の宿主を駆逐する外来魚の参入や護岸工事による環境変化などによって個体数が激減しており、本県から絶滅する可能性が高い。

形態 殻長約105mm。殻は横長の楕円形。薄質で脆い。左右両殻はよく膨らみ、殻頂は背縁のほぼ中央にあって、背縁より高く強く膨らむ点で、他の日本産ドブガイ属の種類とは容易に区別できる。

分布  中国、朝鮮半島、シベリア、日本では北海道、本州に分布。湖沼の砂泥底に埋もれてすむ。県内では阿武郡阿武町長沢堤のみから知られ、1990年8月初旬に樋口尚樹・河上勲らによって発見された個体が日本新記録である。

生息状況 県内では阿武郡阿武町長沢堤が唯一の産地。砂泥底に潜って生息し、グロキディウム幼生の宿主はヨシノボリなどの底生魚類。最近の現地調査では、ブラックバスの参入でヨシノボリをはじめとする在来魚類が激減していることが確認されており、世代交代が阻害されている可能性がある。また、護岸工事が施されたためか、堤の環境が変化しており、県内唯一の産地は危機的状況である。かつて多産した地点でわずか27個体を確認したにすぎず、本県から絶滅する可能性が高い。

参考文献 波部・増野1991, 肥後・後藤1993, 環境省2002, 増野1992c, 山下・波部1993
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