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科名 オナジマイマイ科
和名 コビトオオベソマイマイ
学名 Aegista pygmaea Kuroda et Kawamoto
山口県カテゴリー 情報不足
環境省カテゴリー 情報不足
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柳井市
(撮影:杉村 智幸)

選択理由  山口県柳井市後地を模式産地として、1956年に黒田徳米・河本卓介により記載された、極めて小形のオオベソマイマイの一種である。過去における産地は模式産地のほかに、柳井市上馬皿が記録されている。しかし、いずれの地も市街地もしくは住宅地で、当時の産地は既に失われている。生息範囲は極端に狭く、人家周辺であることから、人為的な生息環境の攪乱によって、生息地は容易に消失すると推察される。ここ40年来の調査にもかかわらず再発見にいたっていない。

形態 殻高約3.2mm、殻径約5.1mm、螺層は5層の低い円錐形で、極めて小形である。周縁は円く、縫合は深く、鱗状殻皮も弱い。県内の瀬戸内側には、コオオベソマイマイが生息する。本種はコオオベソマイマイを一回り小さくしたサイズであり、分布の辺縁部において極端に矮小化したもの、あるいはそのようなものから分化したものであるという可能性も考えられる。

分布  山口県東部の柳井市に生息した記録があるのみで、その標本は、山口県立山口博物館の河本コレクションの中にある。以後今日にいたるまで、再発見されていない。新たな情報が切望される。

生息状況 過去において記録された生息地は、人家周辺の「松林樹下の落葉中」(河本コレクションの標本ラベルに記載)のように、山地や里山ではなく、市街地にある住宅地周囲の草むらや集落に隣接するブッシュ内と考えられる。近似種のコオオベソマイマイの生息環境が、海岸に近接した林縁にある藪や、人家周辺に広がる畑近くの草らなどのため、生息地も人の住む生活圏内と推察され、今日、生息の可能性はかなり低い。

参考文献 東1995, 河本・田邊1956, 黒田・河本1956, 湊1988, 土田ほか1991
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