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科名 キセルガイ科
和名 モリヤギセル
学名 Vastina vasta moriyai (Kuroda et Taki)
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー  
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油谷町
(撮影:増野 和幸)

選択理由  広島県口和町(旧 口北村)を模式産地とする、殻高約32mmほどのやや大きい紡錘形をしたキセルガイである。広葉樹林の減少や林床の攪乱等による生息環境の悪化により、個体数が減少している。

形態 山口県内に生息するキセルガイ類の中では大形である。殻高約32mm、殻径約7.8mm、螺層は12 1/3層でずんぐりした紡錘形である。殻口は方形状の洋梨形、唇縁は白色、反転する。殻色は黄褐色で、老成すると白化する。

分布  中国地方、四国西部に分布する。山口県内の生息地は、近接する島根、広島の両県よりも多い。須佐町、阿武町、福栄村、川上村、萩市、美東町、秋芳町、美祢市、豊田町、豊北町、山口市、鹿野町、徳山市、新南陽市、周東町、岩国市、錦町で記録されている。

生息状況 山間地の豊かな自然が保たれている、広葉樹林の林床に生息する。礫や砂利の上に堆積した落葉の下に観察されるが、やや乾燥気味の場所を好む。個体数は少なく、単独でいることが多い。

参考文献 東1995, 藤原1972, 環境省2002, 黒田・瀧1944, 増野1989c, 1992c, 湊1974, 1988, 1994, 2002, 岡村1997
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