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科名 キセルガイモドキ科
和名 キセルガイモドキ
学名 Mirus reinianus (Kobelt)
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー  
   
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萩市
(撮影:増野 和幸)

選択理由  殻高約27mm、殻径約7mmほどの大型のキセルガイ類。殻は太く黄褐色。一般にキセルガイ類は左巻きですが、本種は右巻きです。北海道、本州、四国、九州の広い範囲に分布しますが、中国地方西部では生息地、個体数ともに少ない希少種です。県内では中国山地沿いの山間地域を中心として各地に広範に分布していますが、いずれの生息地でも個体数は少なく、常に観察できるとは限りません。広葉樹の樹幹や林床に見られますので、生息地周辺の森林開発には十分留意し、本種の生息可能な環境保全に努めることが大切です。

選択理由  本州、四国、九州と広く分布するが、中国地方での生息地は極めて少ない。山口県内での生息地は、中国山地に沿った山間地域にある。樹幹および地上の落葉下に観察されるが、広葉樹林の減少や林床の攪乱等による生息環境の悪化により、個体数が減少している。

形態 キセルガイ類に似るが別の科に属し、殻は太く紡錘形をした円筒状である。一般にキセルガイ類は左巻きであるが、本種は右巻きである。殻高25〜29mmで、殻径6〜8mm、殻色は黄褐色。殻口は白く肥厚し、大きく反転する。地方によって殻に変異が多く、県内に見られる個体にも殻の大きさや形にバリエーションがある。

分布  本州、四国、九州と広い範囲に分布するが、西日本、特に中国地方における生息地は非常に少ない。山口県内での分布は、萩市、福栄村、川上村、阿東町、豊田町、菊川町、美祢市、秋芳町、美東町、徳地町、鹿野町、新南陽市、徳山市、錦町、美川町での記録があり、産地は多いが、いずれの場所でも稀産である。

生息状況 広葉樹の林床落葉下や樹幹など、やや乾燥気味の環境に生息する。萩市笠山にあるヤブツバキの群生林では、ツバキの樹幹にいるのが観察される。また、石灰岩地秋吉台の草原上に散在するドリーネに発達した灌木林内では、石灰岩の表面に匍匐しているのを観察することがある。

参考文献 東1995, 環境省2002, 河上ほか1990, 増野1992c, 湊1986, 1988, 谷岡2002
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