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科名 オナジマイマイ科
和名 ダイセンニシキマイマイ
学名 Euhadra sandai daisenica Kuroda
山口県カテゴリー 絶滅危惧II類
環境省カテゴリー  
   
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川上村
(撮影:吉屋 安隆)

選択理由  殻高約31mm、殻径約49mmで、黄褐色から黒褐色を呈した重厚大形の陸貝です。中国山地を東西に分布し、兵庫県の一部と鳥取、島根、広島、山口の各県の山間地に生息しています。山口県での記録は、錦町寂地山、鹿野町莇ケ岳、鹿野町秘密尾、川上村大藤、阿武町奈古の5カ所と少なく、川上村は中国地方における西限になります。生息環境は自然度の高い広葉樹林の林床で、山地性であり、人里離れたやや湿気のある草本性のブッシュからも記録されています。

選択理由  全国的な分布は、兵庫県の一部と鳥取、島根、広島、山口各県の中国山地の山間地である。また、山口県中部に分布の西限がある。広葉樹のブナ林をはじめ、自然度の高い林床落葉下に生息する山地性の大形陸貝であり、個体数は少ない。山口県内での記録は少なく、5例しかない。

形態 殻高約31mm、殻径約49mmで螺層が6 1/2層。殻質は強固であり、黄褐色から黒褐色の殻色を呈し、淡黄色の火炎彩模様が美しい。軟体部背面中央に、黒く幅の広い縦条をもつのが特徴である。色帯はツクシマイマイ模様である。殻口は斜めで、周縁は幅広く丸く広がり反転する。臍孔は狭く深い。

分布  中国山地を東西に分布し、各県内での記録も少なく、限られた地域にのみ生息している。山口県における記録は、錦町寂地山、鹿野町莇ケ岳、鹿野町秘密尾、川上村大藤、阿武町奈古の5カ所と少ない。いずれも生貝数個体の観察である。川上村大藤の記録は、分布の西限と考えられる。

生息状況 生息環境は自然度の高い広葉樹林の林床。山地性であり、人里を離れたやや湿気のある草本性のブッシュからも記録されている。生息場所も局限されており、観察できる個体も1、2個体と、大形種ではあるが繁殖率はかなり低いことが推察される。山口県内においては、詳細な調査によっても、発見の機会は極めて少ない。

参考文献 東1995, 環境省2002, 河本・田邊1956, Kuroda1931, 増野・阿部1999, 湊1978a, 1983b, 1988, 岡村1997
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