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科名 オナジマイマイ科
和名 リシケオトメマイマイ
学名 Trishoplita collinsoni lischkeana(Kobelt)
山口県カテゴリー 絶滅危惧IB類
環境省カテゴリー  
   
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萩市
(撮影:増野 和幸)

選択理由  殻高約9mm、殻径約13.5mmと低い円錐形の殻をもち、その周縁には1本の赤褐色の色帯があります。また、殻を透かして軟体部にある黒褐色の火炎彩が見えます。山口県萩市を模式産地として記載され、県北部の海岸林と島嶼に分布しています。樹上性で、雨期には広葉樹のサクラやイスノキの樹幹や葉上で見かけられます。10年ほど前に比較すると、かつての生息地が開発により消失したり、林床の攪乱によって風通しがよくなり乾燥化が進むなど、生息密度は急速に小さくなっています。

選択理由  萩市指月公園で、萩中学校のお雇いドイツ人教師ラインフォルト・ヒレル(1841〜1903)によって採集された個体をもとに、1879年に萩市を模式産地として記載された。分布は山口県北部の海岸と島嶼である。樹上性で、白地の殻に赤褐色の色帯をもつ美しい姿である。近年、模式産地の萩市をはじめ、各地で生貝を観察できる機会が少なくなってきている。沿岸部の広葉樹林の開発や自然環境の変化によって、各地で生息地が消滅しつつある。

形態 殻高約9mm、殻径約13.5mmと低い円錐形の殻をもち、周縁に1本の色帯がある。軟体部にある黒褐色の火炎彩が殻を通して見える。軟体部の色は、薄いクリーム色である。

分布  山口県北部の阿武町、萩市、三隅町、油谷町、豊北町の海岸部と、相島、見島、羽島、尾島、角島の島嶼部に生息する。近年、県内西部の豊田町、楠町などの内陸部や上関町の皇座山、長島、祝島などの県東部の瀬戸内側の数力所から、軟体部に火炎彩をもたない個体の生息が確認されている。本種との関係を検討する必要がある。

生息状況

樹上性で、雨期には広葉樹のサクラやイスノキノの樹幹や葉上で匍匐生活をしている。また、沿岸に発達する竹林でも観察することができる。10年ほど前と比較すると、かつての生息地が開発により消失したり、林床の攪乱によって風通しがよくなり乾燥が進み、生息密度は急速に下がってきている。近年、野外調査によって観察できる機会が、非常に少なくなってきている。


参考文献 東1995, 福田・土田1989, 環境省2002, 河上1990, 河本・田邊1956, 増野1989b, 1992c, 1993, 1996, 1999, 増野・阿部2001, 湊1988
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