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科名 オシダ科
和名 イズヤブソテツ
学名 Cyrtomium atropunctatum Sa. Kurata
山口県カテゴリー 絶滅危惧IB類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:南 敦)

選択理由  常緑多年草。羽片の数は10〜20対、基部はくさび形、幅はやや平行的です。羽片の表面は黒みのある緑色です。包膜は盾形で中心は黒褐色、縁は不規則に切れています。ヤブソテツとミヤコヤブソテツの中間的形質をもっています。県下では、山の樹林下、特に湿度の高いスギ植林の下に見られました。日本固有種で、本州(静岡県以西)、四国、九州に分布します。県内では豊田町、錦町の2町に記録がありますが、生育地の個体数はごく少数で、かつ、北限線の一画をなすもので大変貴重です。

選択理由  県内では生育地が限定されており、個体数もごく少ない。かつ、北限線の一画をなすもので、分布上貴重である。

形態 常緑多年草。根茎は塊状で葉を叢生する。葉は長さ1m前後に達し、単羽状複生。羽片の数は10〜20対で頂羽片は明らかである。羽片の基部はくさび形で、耳片はほとんどない。羽片の幅はやや平行的で浅い鋸歯縁、表面は黒味のある緑色をしている。胞子のう群は羽片中に散在し、包膜は盾形で中心は黒褐色、縁は不規則に切れる。羽片の対の数はヤブソテツとミヤコヤブソテツの中間であるが、羽片の基部がくさび形で、羽軸より上側部分が葉軸に接近していることで区別できる。

分布  日本の本州(静岡県以西)、四国、九州に分布する。県内では豊田町、錦町から知られる。

生育状況 山地の樹林下、特にスギの植栽地によく生育する。

文献  岩槻「シダ」164. 中池「新シダ」349. 岡「山口植物」100.
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