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科名 ラン科
和名 ニラバラン
学名 Microtis parviflora R. Br.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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山口市
(撮影:秋丸 浩毅)

選択理由  南太平洋要素の種で、特異な生態をもつ。県内では生育地がきわめて限定されており、個体数もごく少数で生態学的にも貴重である。土地造成、湿地埋め立てで消滅の可能性が高い。

形態 多年生地生ラン。地中に球形の偽球があり、2個の葉を着ける。1個は白色、鞘状で地下にあり、あと1個は線形で長さ15〜25cm、断面は円く前面に浅い溝があり、基部は長い鞘となり淡緑色で軟らかい。4〜5月に葉の溝の1/3くらいのところから花茎を伸ばし、茎頂に密に淡緑色の花を20〜30個穂状に着ける。

分布  日本では本州(千葉県、伊豆七島、紀伊半島、山口県)、四国、九州、琉球に分布する。県内では小野田市、山口市、阿知須町で記録されているが、阿知須町では干拓で埋め立てられて消滅、他の産地のものも消滅したと思われる。国外では台湾、中国(南部)分布する。

生育状況 亜熱帯-暖帯南部域の海岸近くで、日当たりのよい砂質土壌の平地、土手の草地に生育する。

文献  牧野「新日本」1069. 北村「草本」III24. 佐竹「草本」I200. 大井「植物誌」476. 岡「山口植物」244.
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