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科名 ラン科
和名 イチヨウラン
学名 Dactylostalix ringens Rchb. f.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
   

選択理由  高地生のランで、県内では生育地が1ヶ所と限定されており、個体数もごく少数で貴重である。森林の伐採、道路工事などによって消滅の恐れがある。

形態 多年生地生ラン。地下茎は短く、葉を毎年1枚ずつ地際に着ける。葉は卵形-広卵形、長さ3〜6cm、幅 2.5〜4cm、表面に軽い凹凸があり、時に紫褐色の斑点が散在する。葉柄の長さは1〜5mmである。直立する花茎は高さ10〜20cm、先端に5〜7月ごろ1個の花を着ける。唇弁は白色で3裂し紫斑が目立ち、他の花被片は淡緑色で基部に紫斑がある。

分布  日本では北海道、本州、四国、九州に分布する。県内では錦町で一度記録された。国外では千島列島に分布する。

生育状況 温帯上部域の針葉樹林下に生育する。県内では温帯下部のスギ林下に生育する。

文献  牧野「新日本」1085. 北村「草本」III58. 佐竹「草本」I228. 大井「植物誌」513. 岡「山口植物」241.
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