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科名 ラン科
和名 ナギラン
学名 Cymbidium lancifolium Hook.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
   
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選択理由  南方系種で、県内では生育地が1ヶ所と限定されており、個体数もごく少数で貴重である。園芸採取によって消滅の恐れがある。

形態 多年生地生ラン。地下茎は分枝して浅く直立し、年々新茎が並んで立ち上がる。葉は1〜3枚、普通3枚、広い倒披針形で先端が尖り、革質で光沢があり、縁に細かい鋸歯が並ぶ。葉柄は細くて長い。その年の葉を着けた茎の下部に淡褐色の鞘状葉が数枚あり、そのうちの1〜2枚の葉腋から高さ10〜20cmの花茎が伸び出て、先端部に7月ごろ黄白色の花を3〜4個着ける。アキザキナギランは11月に開花する。

分布  日本では本州(千葉県-房総半島以南、伊豆諸島、山口県)、四国、九州、南西諸島、沖縄県に分布する。県内では上関町から記録されたが、現状不明である。国外では台湾、タイ、ミャンマー、マレーシア、ジャワ、ヒマラヤに分布する。

生育状況 暖帯下部域の常緑広葉樹林下であまり暗くなく、やや乾燥気味、落ち葉の堆積のある林床に生育する。

文献  牧野「新日本」1089. 北村「草本」III64. 佐竹「草本」I229. 大井「植物誌」517.
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