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科名 ラン科
和名 ユウシュンラン
学名 Cephalanthera erecta
      (Thunb. ex. Murray) Blume var.
subaphylla (Miyabe & Kubo) Ohwi
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
   

選択理由  温帯域に主産する変種で、西日本ではごく稀に隔離分布をしている。本県でも生育地が1ヶ所と限定されており、個体数もごく少数である。森林の伐採、道路工事などの環境の変化で消滅の恐れがある。

形態 多年生地生ラン。高さ15cm以下で、茎の大部分に淡褐色の鞘状葉があり、上部に1〜2枚の小さい緑色で膜質の葉を着ける。4月下旬〜9月初めに、茎の頂部に2〜3個の白色の花を着け、唇弁の距はやや長く突出している。母種のギンランは下方から葉が展開し、全体が大形である。

分布  日本の北海道、本州(東北から東海地方、岡山県、広島県、山口県)、四国、九州の山地に分布する。県内では阿東町からのみ記録される。

生育状況 温帯下部域のブナ林内で湿った腐葉土の多い傾斜面に生育する。

文献  北村「草本」III30. 佐竹「草本」I208. 大井「植物誌」482.
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