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科名 ラン科
和名 イワチドリ
学名 Amitostigma keisukei (Maxim.) Schltr.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧IB類
   
   

選択理由  本県は分布の西南限にあたる。生育地が1ヶ所と限定されており、個体数もごく少数である。乾燥など環境条件の変化によって消滅の恐れがある。

形態 多年生の着生ラン。地下に紡錘状に肥厚した根と数本の細根があり、茎は高さ8〜15cm。1枚の葉を着け、楕円形、長さ3〜7cm、幅6〜15mm、無毛、基部は茎を抱く。4〜5月に1本の花茎を伸ばし、その先端部に数個から10数個の紅紫色の花を着ける。花は径約1cm、3深裂した唇弁が大きく開き、その中裂片はさらに2裂、基部に紅紫色の斑点があって目立つ。中国の台湾と雲南省の高地に1種ずつ近縁種がある。

分布  日本の本州(山梨県以西、伊豆諸島)、四国に分布する。県内では楠町から記録される。

生育状況 山地の谷間で多くは河岸の岩壁下部の割れ目に生育する。増水時に多少冠水するような場所を好む。

参考文献  牧野「新日本」1063. 北村「草本」III13. 佐竹「草本」I200. 大井「植物誌」465.
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