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科名 サトイモ科
和名 ウラシマソウ
学名 Arisaema thunbergii Blume ssp.
urashima (H.Hara) H. Ohashi & J. Murata
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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東和町
(撮影:南 敦)

選択理由  多年生草本。葉は1個で鳥足状に深裂し、小葉は11〜15個です。仏焔苞は暗紫色、その先端部は尾状で下垂します。肉穂花序は長さ30〜50cmで、付属体は糸状に長く伸び、下部の膨れた部分にしわはありません。近縁種で県内では普通種であるナンゴクウラシマソウは、付属体下部の膨れた部分に小さいしわがあります。本県では暖帯下部域で、沿海地の保存のよい常緑広葉樹林内に生育しています。日本固有種で、北海道(南部)、本州、四国、九州(佐賀県)に分布し、県内では上関町、東和町の記録があります。生育地は少数で、個体数もごくわずかです。

選択理由  本県が分布域の西端にあたり、生育地がきわめて限定されており、個体数もごく少数である。

形態 多年生草本。球茎は扁球形、子球を着け、上部から根を出す。葉鞘は高さ4〜13cm、葉は1個で葉柄は 10〜40cm、鳥足状に深裂し、小葉は11〜15個、倒披針形、頂小葉が最大で長さ10〜25cm。4〜5月に開花し、花茎は長さ10〜20cm、仏焔苞は暗紫色、先端部は尾状で下垂する。肉穂花序は長さ30〜50cm、付属体は糸状で長く伸び、下部の膨れた部分にしわはない。近縁種で県内に普通に見られるナンゴクウラシマソウは花序付属体の下部の膨れた部分に小しわが多い。

分布  日本の北海道(南部)、本州、四国、九州(佐賀県)に分布する。県内では上関町、東和町から知られる。

生育状況 暖帯域の低山地樹林下に主産する。県内では沿海地の保存状態のよい常緑樹林下に生育する。

文献  牧野「新日本」980. 北村「草本」III200. 佐竹「草本」I131. 大井「植物誌」350.
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