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科名 サトイモ科
和名 ミツバテンナンショウ
学名 Arisaema ternatipartitum Makino
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:南 敦)

選択理由  多年生草本。葉は3小葉からなり、小葉のふちに微細な小突起が無数にあります。近縁種の暖帯中、下部域に生育するムサシアブミの葉縁は全縁です。暖帯上部域の涼しい常緑・落葉混交林の林縁・樹林下に稀に生育しています。ササ類など周囲の植物があまり繁ると衰退します。日本固有種で、本州(伊豆半島以西)、四国、九州に分布します。県内では鹿野町、錦町の記録があります。いずれも生育地は少なく、個体数もごくわずかです。

選択理由  県内では生育地が限定されており、個体数もごく少数である。森林の伐採が減少の原因になっていると考えられる。

形態 多年生草本。球茎は扁球形で、上部から根を、走出枝の先に子球を着ける。葉鞘は高さ4〜17cm、葉は2個で3小葉からなり、葉柄は8〜14cm、小葉は3個で卵形、長さ7〜15cmである。4〜5月に開花し、花茎は長さ10〜17cm、仏焔苞は暗紫色、筒状の縁に広い耳がある。肉穂花序は長さ4〜8cm、付属体は円柱形でやや太く、円頭、基部は少し膨大する。

分布  日本の本州(伊豆半島以西)、四国、九州に稀産する。県内では鹿野町、錦町から知られる。

生育状況 暖帯上部域、保存状態のよい常緑・落葉混交林の樹林下に生育する。

文献  牧野「新日本」981. 北村「草本」III201. 佐竹「草本」I132. 大井「植物誌」351.
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