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科名 イグサ科
和名 ドロイ
学名 Juncus gracillimus
(Buchenau) V. I. Krecz. & Gontsch.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
   

選択理由  北方系の湿地植物で、県内では生育地が限定されており、個体数も少ないごく稀な種である。湿地開発、土地造成などによる消滅の恐れが大きい。

形態 多年生草本。高さ40〜70cm。葉は細い線形で白緑色、幅1mm内外、上面が凹む。花序は頂生し、5〜6月ごろ開花する。花被片は長さ約2mm、鈍頭、背部は暗紫褐色。果実は1室で3隔壁があり、花被片より長く、褐色で光沢がある。葯と花糸はほぼ同長である。近縁種のクサイとアメリカクサイは、果実が花被片より短く、葯の長さが花糸の約1/2である点で異なる。

分布  日本では北海道、本州、四国、九州に分布する。県内では宇部市、阿知須町から知られるが、阿知須町は埋立てで消滅した。国外では朝鮮半島、中国(北部)、ロシア(ウスリー、アムール、サハリン)に分布する。

生育状況 東アジアの温帯域の平野部の湿地に生育する。

文献  牧野「新日本」894. 北村「草本」III163. 佐竹「草本」I67. 大井「植物誌」377. 岡「山口植物」221.
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