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科名 セリ科
和名 ムカゴニンジン
学名 Sium sisarum L.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
   

選択理由  日本ではほぼ全域に分布するが、県内では生育地が限定されており、個体数も少ない。林道工事など山間部の池沼、湿地の埋め立てで減少している。

形態 多年生草本。高さ60〜90cm。茎は直立し、緑色で細長く線条がある。葉は互生し、下部のものは5〜7枚の小葉からなる羽状複葉で、上部のものは3出する。小葉は3〜4個細長く、長さ2〜5cmで、鋸歯がある。8〜9月ごろ枝先に複散形花序を着け、白い小花を開く。花弁は5個、雄ずいは5本。秋の終わりから葉腋に球芽(むかご)をつけこれが落ちて新苗をつくる。

分布  日本では北海道、本州、四国、九州にかけて山間部の湿地に分布する。県内では下関市、阿東町 、徳山市、柳井市の記録があるが徳山市の産地は消滅したという。国外では朝鮮半島、中国に分布する。

生育状況 山間部の池沼に続く湿地、その他の湿地に生育する。

文献  牧野「新日本」509. 北村「草本」II16. 佐竹「草本」II283. 大井「植物誌」1109. 岡「山口植物」421.
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