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科名 モチモキ科
和名 ミヤマウメモドキ
学名 Ilex nipponica Makino
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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須佐町
(撮影:三宅 貞敏)

選択理由  ウメモドキに非常によく似た落葉小高木。葉は広倒披針形で葉柄は8〜12mm、花柄が3〜7mm、果柄は3〜8mmです。近縁種のウメモドキは、葉は楕円形−長楕円形で葉柄は4〜8mm、花柄は1〜2mm、果柄は1〜3mmです。温帯域の湿地に自生し、大群落を形成することもあります。日本では本州(東北、北陸、中部、近畿の北部、中国地方の脊梁山地)に分布し、県内では阿武町、須佐町で記録されています。本県の場合は温帯上部の冷涼な湿地帯に群生し、西南限産地です。近年その一部が県の自然記念物に指定され保護されています。

選択理由  日本の温帯域の湿地に自生する種類で、本県が西南限産地である。県内で現在確認される生育地はこの地域に限定される。大きな群落はここ20数年来林道開発で湿地が埋められ滅少した。近年一部が県の自然記念物として保護されることになった。

形態 落葉小高木。高さ6mくらいになり、雌雄異株。葉は長枝、短枝上に互生し、広倒披針形、長さ5〜6cm、幅2〜3cm、低い鋸歯がある。葉柄は長さ8〜12mm。花は5〜6月葉腋に集散花序をつくり白色、径約4mm。雄花は2〜3mmの小花柄があり、数個〜10個、雌花は5〜8mmの小花柄に1〜7個を着ける。果実は球形、径6mmくらいで秋期赤熟する。近縁種のウメモドキは葉が楕円形-長楕円形、葉柄は長さ4〜8mmと短い。

分布  日本の本州(東北、北陸、近畿の一部、中国地方の脊梁山地)に分布し、県内では阿武町、須佐町の境界域にのみ知られる。

生育状況 山地の日当たりのよい湿地に自生する。

文献  牧野「新日本」409. 北村「木本」I272. 佐竹「木本」II32. 大井「植物誌」959.
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