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科名 ミカン科
和名 タチバナ
学名 Citrus tachibana (Makino) Tanaka
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
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萩市
(撮影:三宅 貞敏)

選択理由  常緑小高木で栽培品種のコミカンによく似ています。花は6月ごろ開き白色です。果実は扁球形で直径3cm、子室数は8室以下です。近縁種のコウライタチバナは葉が大きく、果実は6cm、子室は9〜12室です。海岸に近い常緑樹林に生育し、周辺の樹木が繁茂すると衰退します。暖地に自生する種で、本県が日本海側の北限地になっています。日本では本州(静岡県以西)、四国、九州、沖縄に分布し、県内では長門市(県指定天然記念物)、萩市(市指定天然記念物)に自生し、国外では朝鮮半島(済州島)、台湾に分布しています。

選択理由  暖地に自生する種で本県が日本海側の北限地となり、生育地も限定されており、個体数もごく少数である。周辺部の植物がうつ閉すると衰退する。

形態 常緑小高木。高さ4mくらいになる。枝は3稜形、密に茂り、葉腋にはとげが多い。葉は互生し、楕円状披針形、長さ3〜5cm、幅1.5〜3cm。花は6月ごろ開き白色、5枚の花弁は長楕円形。果実は扁球形、直径3cm、子室数は8室以下、冬期黄熟する。近縁種にコウライタチバナがある。

分布  日本では本州(静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、山口県)、四国、九州、沖縄に分布し、県内では長門市(県指定天然記念物)、萩市(市指定天然記念物)に自生する。国外では朝鮮半島(済州島)、台湾に分布する。

生育状況 海岸に近い常緑樹林内に生育する。

文献  牧野「新日本」382. 北村「木本」I318. 佐竹「木本」I283. 大井「植物誌」936. 岡「山口植物」365.
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