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科名 モウセンゴケ科
和名 イシモチソウ
学名 Drosera peltata Sm. ex Willd.
var. nipponica (Masam.) Ohwi
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
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秋芳町
(撮影:眞崎 久)

選択理由  県内では生育地が酸性湿地に限定されており、個体数もごく少数である。湿地の環境の変化、採取が主たる原因と思われる。環境が変われば容易に衰退や消滅をきたす。植物生態学上きわめて重要である。

形態 多年生草本。地上茎が発達し高さ10〜30cm。葉は三日月形-円形。花のがく片は卵形で、花柱は4裂する。地中に塊茎がある。近縁種のナガバノイシモチソウは1年草で、地中に塊茎がなく、葉は狭披針形-線形で長さ4〜8cm、がく片は披針形で、花柱の先は2裂するが県内では未記録種。モウセンゴケ類は葉はすべて根生である。

分布  日本では本州(関東地方以西)、四国、九州に分布する。県内では三隅町、萩市、山口市から知られる。三隅町の産地は現状不明である。国外では中国、オーストラリア、インドなどに分布する。

生育状況 日当たりのよい酸性湿地、樹林の林縁部に生育する。他の草本類が繁茂したり、湿地が乾燥すると衰退する。

文献  牧野「新日本」222. 北村「草本」II167. 佐竹「草本」II121. 大井「植物誌」777. 岡「山口植物」318.
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