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科名 キンポウゲ科
和名 シギンカラマツ
学名 Thalictrum actaefolium Siebold et Zucc.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:南 敦)

選択理由  多年生草本で、茎葉は3回3出複葉です。花序は複散房状で、花は径1cmの雪白色です。花糸は先が棍棒状に肥厚し葯より太いです。花柱の先は曲がっています。果実の先もかぎ形に強く曲がっています。近似のアキカラマツは、花は黄白色−淡黄色、花糸は肥厚せず葯より幅が狭く、花柱や果実の先は曲がっていません。主に瀬戸内火山岩(安山岩系)の岩上や樹林下に生育しています。他の雑草よりも弱いことと園芸用の盗掘で消滅寸前です。日本では本州(関東地方南部以西)、四国、九州に分布し、県内では錦町と大島町、玖珂町、橘町(以上3町は屋代島で同じ山系)から記録されています。錦町では不明です。

選択理由  県内では生育地が限定されており、個体数もごく少数である。現在は林道そばの草刈りや園芸用盗掘によって激減し、消滅に近い状況になっている。

形態 多年生草本。茎葉は3回3出複葉。花序は複散房状で、花は径1cm、雪白色。がく片は4個、広楕円形で長さ約4mm、花期に脱落する。花糸は先が棍棒状に肥厚し、葯より太い。花柱は細長く、長さ1.5〜2mm、先は曲がる。果実の先もかぎ形に強く曲がる。近似する普通種のアキカラマツは、花糸は肥厚せず葯より幅が狭く、花柱や果実の先は曲がらず、花は黄白色-淡黄白色である。

分布  日本の本州(関東地方南部以西)、四国、九州に分布する。県内では錦町、大島町、久賀町、橘町から知られる。

生育状況 産地はきわめて限られ、岩上や樹林下に生育する。近くに移植しても育たない。

文献  牧野「新日本」144. 北村「草本」II238. 佐竹「草本」II85. 大井「植物誌」701. 岡「山口植物」300.
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