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科名 キンポウゲ科
和名 カザグルマ
学名 Clematis patens C. Morren & Decne
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
   

選択理由  県内では数ヶ所と生育地が限定されており、個体数も少数である。1産地はかなりの個体数があったが、近年ほとんど見られない。園芸植物としてよく栽培されているが、自生状態のものは貴重である。

形態 多年生つる植物。葉は3〜5個の小葉からなり、長い柄がある。小葉は卵形、全縁、両面の脈に沿って毛があり、長さ4〜8cm。花は5〜6月に今年の枝の先に1個着き上向きに開く。花弁はなく、がく片は8枚、長さ4〜7cm、花弁状で淡紫色-白色。栽培品のクレマチス・テッセンの仲間である。近縁種のボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅルなどのがく片は小さい。

分布  日本では本州(中南部)、四国、九州(北部)に分布する。県内では萩市から野生状態のものが知られるが、自生のものか、栽培品の逸出したものか明瞭でない。国外では朝鮮半島、中国に分布する。

生育状況 村落の林縁、石垣、川岸などに見られ、他物に巻き付いて伸びる。

文献  牧野「新日本」158. 北村「草本」II226. 佐竹「草本」II73. 大井「植物誌」681. 岡「山口植物」298.
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