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科名 キンポウゲ科
和名 フクジュソウ
学名 Adonis ramosa Franch.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
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阿東町
(撮影:吉岡 龍太郎)

選択理由  多年生草本。花は3〜5月に開き、黄金色です。開花後に茎が伸び葉が広がります。正常葉は3〜4回羽状深裂です。隔離分布をする種で冷涼地を好み、樹林下から畑地周辺、道端、石垣などにも生育します。沿海地など暖かい所では、市販品を植えてもだんだん衰退していくといわれています。日本では本州、四国、九州(宮崎県)に分布し、県内では阿東町と徳地町からのみ記録されています。国外ではロシア(千島)に分布します。徳地町は消滅し、阿東町もごくわずかで消滅寸前です。市販品がかなり植えられていますが、自生種は隔離分布する貴重なものです。

選択理由  県内では現在生育地が1ヶ所と限定されており、個体数も観賞用に栽培されるため盗掘され数個体となっている。隔離分布をする種で植物地理学上重要である。

形態 多年生草本。地下茎に多くのひげ根がある。花は3〜5月に開き、径3〜4cm、黄金色。開花後に茎が伸び葉が広がる。茎は高さ10〜30cm、無毛。基部の葉は鞘状、正常葉は3〜4回羽状細裂する。

分布  日本では北海道、本州、四国、九州(宮崎県)に分布する。県内では阿東町、徳地町から記録されたが、徳地町は消滅し、阿東町も消滅寸前である。国外では千島に分布する。

生育状況 日本北部の冷涼地では樹林下から畑地周辺、道端、石垣などにも生育する。石灰岩地からも知られる。県内では日当たりのよい草地、疎林の斜面に生育する。

文献  牧野「新日本」154. 北村「草本」II234. 佐竹「草本」II75. 大井「植物誌」697. 岡「山口植物」296.
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