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科名 メシダ科(旧オシダ科)
和名 コクモウクジャク
学名 Diplazium virescens Kunze
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
   

選択理由  県内の生育地は2ヶ所と限定されており、北限線の一画をなすもので貴重である。

形態 常緑多年生草本。根茎はやや長く這い、広い群生地をつくる。葉は長さ1mくらいとなり、葉柄の下部に光沢のある黒褐色、披針形の鱗片を密生する。鱗片の縁にはとげ状の突起があり、その先端はしばしば2岐する。葉身は2回羽状複生で卵状三角形、下部の小羽片は浅-中裂する。小羽片の基部は切形-やや心形になり、短い柄がある。胞子のう群は中肋と縁との中間に着き、包膜の縁は不規則に切れる。染色体数 2n=123(アポガミー?)。近縁種にオニヒカゲワラビ、シロヤマシダ、シマシロヤマシダがある。

分布  日本では本州(伊豆諸島、静岡県、紀伊半島、山口県)、四国、九州に分布する。県内では防府市、徳山市に知られる。国外では朝鮮半島(南部)、台湾、中国、インドネシアに分布する。

生育状況 山地樹林下、やや湿った場所に群生する。

参考文献  岩槻「シダ」254. 中池「新シダ」393.
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