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科名 オシダ科
和名 ホソバナライシダ
学名 Arachniodes borealis Seriz
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:南 敦)

選択理由  夏緑多年生草本。根茎は短くはい、葉は長さ80cmに達します。小羽軸の上面はほとんど無毛で、胞子のう群は径1mm(ナンゴクナライシダは1〜1.5mm)です。よく見られるナンゴクナライシダは小羽軸の上面に毛が密生しています。ヒロハナライシダは包膜に縁毛をもちます。温帯を主産地とし、山地樹林下に生育しています。日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、県内では錦町のみの記録があります。国外では朝鮮半島、中国、ロシアに分布します。錦町の高地の種はほとんどナンゴクナライシダですが、ごくまれにホソバナライシダがあります。

選択理由  県内では生育地が1ケ所と限られ、個体数も少なく貴重である。

形態 夏緑多年生草本。根茎は這い、葉は長さ80cmに達する。葉柄、葉軸に淡褐色で広披針形で全縁の鱗片が着き、小羽軸の上面はほとんど無毛で袋状の鱗片が着く。葉身は4回羽状複生、胞子のう群は縁寄りに着く。染色体数n=41、82、2n=123(減数分裂は不正常)。ヒロハナライシダとは包膜に縁毛があること、ナンゴクナライシダは小羽軸の上面は毛が密生することで区別される。

分布  日本では北海道、本州、四国、九州に分布する。県内では錦町から知られるが、現状不明である。国外では朝鮮半島、中国、ロシア(東部)に分布する。

生育状況 山地樹林下に自生する。

文献  牧野「新日本」1130. 岩槻「シダ」178. 中池「新シダ」475.
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