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科名 シシガシラ科
和名 ハチジョウカグマ
学名 Woodwardia orientalis Sw. var.
formosana Rosenst.
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
   

選択理由  県内の生育地は本種の北限線の一画をなすもので、きわめて稀であるだけでなく、分布上貴重である。

形態 常緑多年生草本。葉身は長さ2mに達する。根茎は塊状で、葉柄下部とともに明褐色で、全縁の鱗片を密生する。葉は2mに達し、2回羽状複生、葉身上部の羽片は葉軸に沿着する。葉脈は網目をつくる。胞子のう群は羽軸に接して着き、着いた網目は深くくぼんで、厚い包膜は胞子のうを深く抱き込んで蓋になっている。母種のコモチシダは葉身は30〜40cm。葉の上面に無性芽を多く着ける。

分布  日本では本州(伊豆諸島、千葉県から紀伊半島、山口県)、四国、九州、琉球、小笠原諸島に分布する。県内では岩国市からのみ知られる。国外では台湾、中国、フィリピンに分布する。

生育状況 山麓や海岸近くの日当たりのよい崖地に生育する。

文献  岩槻「シダ」157. 中池「新シダ」591.
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