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科名 チャセンシダ科
和名 ヤクシマホウビシダ
学名 Hymenasplenium obliquissimum
(Hayata) Sugim. & S. Kurata
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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岩国市
(撮影:南 敦)

選択理由  県内の生育地は本種の北限線の一画をなすもので、きわめて稀であるだけでなく、分布上貴重である。

形態 常緑多年生草本。根茎は長く這い、やや幅広く披針形で淡褐色の鱗片を着け、やや離れて葉を着ける。葉の長さはせいぜい20cm前後、葉質は薄く、透けて見える。羽片の先端は鈍頭。胞子のう群は葉軸に接して着く。染色体数 n=39,2n=78。近縁種のホウビシダは羽片の先端が鋭尖し、葉が透けて見えない。

分布  日本では本州(伊豆諸島、紀伊半島、山口県)、九州(大隅半島、屋久島)に分布する。県内では岩国市からのみ知られる。国外では台湾、中国、インドシナに分布する。

生育状況 山地樹林下の渓流に近い湿った岩上、崖地にマット状に生育する。

文献  岩槻「シダ」151. 中池「新シダ」611.
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