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科名 シシラン科
和名 タキミシダ
学名 Antrophyum obovatum Baker
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧IB類
   
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秋芳町
(撮影:南 敦・阿武 至朗)

選択理由  常緑多年生草本。近似の種はありません。県内では石灰岩地で湿度の高いところの樹幹や岩上に着生していました。日本では本州(千葉県・富山県以西)、四国、九州に分布し、県内では美祢市、秋芳町、美東町の記録があります。国外では東南アジアに分布します。記録されたところは数ヶ所ですが、現在は不明です。消滅の可能性も否定できません。写真はタキミシダの葉裏です。

選択理由  県内では生育地が数ヶ所ときわめて限定されていたが、現状不明で消滅のおそれが大きい。

形態 常緑多年生草本。根茎は斜上し少数の葉を着ける。根茎には披針形で茶色の鱗片が生じる。葉は20cm前後に達することがあるが、多くは10cm前後である。葉身はやや長い卵形で、脈は網状であるが葉質が厚いので見えない。葉柄は通常葉身より長い。胞子のう群は下面の脈に沿って着く。染色体数 n=60。

分布  日本では本州(千葉県、富山県以西)、四国、九州に分布する。県内では美祢市、秋芳町、美東町から記録される。国外では東南アジアに分布する。

生育状況 山地の樹林下の湿った樹幹や岩上に着生する。県内の生育地は石灰岩地である。

文献  牧野「新日本」1172. 岩槻「シダ」128. 中池「新シダ」708. 岡「山口植物」134.
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