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科名 コバノイシカグマ科
(旧イノモトソウ科)
和名 ヒメムカゴシダ
学名 Monachosorum arakii Tagawa
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
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徳地町
(撮影:南 敦)

選択理由  県内では生育地が1ヶ所ときわめて限定されており、個体数もごく少なく分布上貴重である。

形態 常緑多年生草本。根茎は斜上し、葉を叢生する。葉と共に鱗片を着けない。葉身は3回羽状複生、長さは1m前後に達する。最下羽片の小羽片は外(下)先きに出る。胞子のう群は小さく、縁と中肋の中間に着き、包膜がない。葉軸上に不定芽ができる。染色体数 n=約175、2n=約336。同属のオオフジシダは最下羽片の小羽片は内先に出て、葉軸上の不定芽は出ない。

分布  日本特産種で本州、四国、九州の9県に分布する。県内では徳地町でのみ記録されている。

生育状況 山地の樹林下に群生する。県内の自生地では、不定芽が多数できるにもかかわらず、群落がごく小さいのは環境に対する適応力が小さいためではないかと考えられる。

文献  牧野「新日本」1113. 岩槻「シダ」106. 中池「新シダ」182. 岡「山口植物」83.
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