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科名 シジミチョウ科
和名 クロツバメシジミ
学名 Tongeia fischeri (Eversmann, 1843)
山口県カテゴリー 絶滅危惧II類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
   
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下関市
(撮影:後藤 和夫)

選択理由  シジミチョウ科の中では小型の種で、オス,メスとも顕著な形態的差異はなく、地色は黒色です。後翅表面の外縁部に沿った白色紋は、山陰側の個体に鮮明に表れます。山陽側の個体の白色紋は不鮮明で、本州東部の個体に似ています。国内では、本州、四国、九州(壱岐、対馬)に分布し、特に海岸線の岩場や山間部の崖、河原、堤防、人家の石垣や屋根に見られます。このような場所に食草となるイワレンゲやツメレンゲが生育しています。山口県では、下関の山陰側から豊浦町にかけての海岸線と、山陽側の東和町の海岸線のごく限られた場所に生息していますが、発生地の環境は年々悪化し、生息個体数が減少しています。

選択理由  下関の山陰側から豊浦町にかけての海岸線と、山陽側の東和町の海岸線のごく限られた場所に生息。発生地の環境は年々悪化し、生息個体数は減少している。

形態 シジミチョウ科の中では小型の種で、オスメスとも顕著な形態的差異はなく、地色は黒。後翅表面の外縁部に沿った白色紋は山陰側の個体に鮮明に表れる。山陽側の個数の白色紋は不鮮明で、本州東部の個体に近い。

分布  国内では本州、四国、九州(壱岐、対馬)に分布。とくに海岸線の岩場や山間部の崖、河原、堤防、人家の石垣や屋根で見られる。これは本種の食草のイワレンゲやツメレンゲが、そのような場所に自生することに関係する。

生息状況 下関、豊浦町の発生地では植生遷移により、岩場に自生する食草が失われつつある。また採石により生息地が破壊された所もある。東和町は植生遷移が進み食草の衰退と共に、成虫も減少している。

近似種 ツバメシジミメスに似るが、前翅表に青藍色紋を欠くこと、尾状突起が短いこと、裏面の黒斑が大きいこと、後翅肛角部の橙赤色斑が小さいことなどで区別できる。

減少原因 生息地の岩場に土砂が堆積し、その土砂に雑草が繁殖して、食草であるイワレンゲやツメレンゲなどの食草が駆逐されたことが、個体数減少の要因としてあげられる

参考文献  福田ほか 1984, 田中 1974, 佐々木 1988, 難波 1987, 藤田ほか 1995, 後藤 1999c
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