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トキサカミセダカコブヤハズカミキリ
(チョウシュウヒメコブヤハズカミキリ)
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科名 カミキリムシ科
和名 トキサカミセダカコブヤハズカミキリ
(チョウシュウヒメコブヤハズカミキリ)
学名 Parechthistatus gibber tanakai Miyake, 1980
山口県カテゴリー 絶滅危惧II類
環境省カテゴリー
   
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豊田町
(撮影:後藤 和夫)

選択理由  本種は後翅が退化し、全く飛べないため、地域分化が進んだ山口県特産亜種で、体長は13.5〜19.1mm。体は黒色で、表面は明るい淡褐色の微毛で覆われています。上翅には瘤状隆起があり、先端は長く突出した鋭いトゲを持っています。触角はオスでは体長の約2倍、メスでは約1.5倍の長さがあります。県内では、下関市、豊浦郡、阿武郡、佐波郡、都濃郡など県西北部を中心に広く分布し、主に5月〜8月にかけ、シイ、ブナなどの原生林の立ち枯れや倒木に集まります。照葉樹林保全のバロメーター的存在のカミキリですが、一部のマニアに人気があり、採集圧も加わり近年減少が著しい種です。

選択理由  後翅が退化し、全く飛べないため地域分化の進んだ種。本亜種は阿東町徳佐と豊浦郡華山産の標本を基に1980年に記載された山口県特産亜種。照葉樹林保全のバロメーター的存在のカミキリであるが、一部マニアに人気のカミキリでもあり、採集圧も加わり近年減少が著しい。

形態 体長13.5〜19.1mm。体は黒色で表面は明るい淡褐色の微毛で覆われる。上翅には瘤状隆起があり、先端は長く突出した鋭いトゲを持つ。触角はオスでは体長の約2倍、メスでは1.5倍の長さがある。県内産の別亜種ダイセンセダカコブヤハズカミキリ(P.gibber daisen)は、体色がやや明るく、上翅先端の鋭いトゲを欠くほか、産地も寂地山系のみに限られているので区別できる。

分布  現在、下関市、豊浦郡、阿武郡、佐波郡、都濃郡など県西北部を中心に広く分布している。

生息状況 県内では主に5月から8月にかけ、シイ、ブナなどの原生林の立ち枯れや倒木に集まる。ヤマザクラの樹皮下から死骸を得ており、サクラ類も食害する可能性が推測される。伐採により生息地の乾燥が進み、特に華山ではそれが著しくほぼ絶滅状態である。

参考文献  三宅 1980, 平嶋 1989, 日本鞘翅目学会 1884, 山口県立山口博物館 1988, 田中1968,1975d, 村上 1990,1992, 松永 1991,1995, 椋木 1991, 安田 1999, 松田 1985,1993, 北村 1984
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