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科名 カミキリムシ科
和名 ヒゲジロホソコバネカミキリ
学名 Necydalis odai Hayashi, 1951
山口県カテゴリー 絶滅危惧II類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:椋木 博昭)

選択理由  体長は14〜25mm。鞘ばねが短小で後翅が露出する特徴的な一種です。体は黒色で触角の8〜10節が白黄から黄褐色で、上翅はメスではほぼ黒色、オスは翅端を除いて赤褐色をしています。成虫は7〜8月に出現し、ミズナラの朽木に飛来したり、上昇気流で山頂まで吹き上げられることもあります。国内では、北海道、本州、四国、九州に分布し、特に本州ではブナ帯に生息します。山口県では高根高原、寂地山(1966年)の文献上での記録のみでしたが、寂地山で1999年に1オスと、2000年に1メスがほぼ半世紀ぶりに採集されています。

選択理由  本州ではブナ帯に生息するが局所的。県内では寂地山の2例の古い記録のみだったが、1999〜2000 年に再発見され、生息が確認された。だが環境は年々悪化しており、予断を許さない状態である。

形態 体長14〜25mm。鞘ばねが短小で後翅が露出する特徴的な一群。体は黒色で触角の8〜10節が白黄〜黄褐色で、上翅はメスではほぼ黒色、オスは翅端を除いて赤褐色を呈する。県内でも記録がある近似のオオホソコバネカミキリ(N.solida)とは触角の先端が白いことで区別できる。

分布  北海道、本州(ブナ帯)、四国、九州に広く分布するが個体数は少ない。中国地方各県でも点々と記録されているが、広島県を除いては採集個体数は少ない。県内では高根高原、寂地山(1966年)の文献上での記録のみだったが、寂地山で1999年8月16日1オスと2000年8月6日1メスがほぼ半世紀ぶりに採集された。

生息状況 成虫は7〜8月に出現しミズナラの朽木に飛来したり、上昇気流で山頂へ吹き上げられることがある。県内では寂地山の林道を飛翔中や、メスがミズナラ生木のウロの中から見つかっており産卵に飛来したものと思われる。生息地の寂地山のブナ・ミズナラ原生林が近年の登山ブームなどでかなり乾燥が進んでおり、このまま環境悪化が進めば近い将来絶滅が危惧される。

参考文献  平嶋 1989, 日本鞘翅目学会 1984, 中根ほか 1965, 林ほか 1984, 山口県立山口博物館 1988, 三好 1965a,1972, 池田 1966, 田中 1975c, 比婆科学教育振興会 1997, 淀江 1988, 山地 1997, 郷 1977, 岩田・榊原 1992
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