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科名 オサムシ科
和名 ジャクチサンヌレチゴミムシ
学名 Apatrobus jakuchiensis (Habu)
山口県カテゴリー 絶滅危惧II類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:後藤 和夫)

選択理由  錦町の寂地山系が模式産地で、その後鹿野町の長野山からも見つかった山口県特産のゴミムシです。体長は9.3〜10.3mm。黒色で光沢があり上翅はやや褐色、体の下面や肢は暗褐色をしています。1000m付近のブナ林の渓流や山道の石下などに生息し、5月下旬〜6月上旬に新成虫が出現します。最近は寂地山でも個体数が激減しています。長野山では、数個体の記録があるのみですが、山頂部が整備され公園化されたことで渓流の源流部が枯渇化し絶滅状態で、1979年以降の記録はありません。

選択理由  錦町の寂地山の標本を基に1977年に新種として記載された。同山系と鹿野町の長野山で生息が確認されているが、長野山では1979年以降の記録が無い。

形態 体長9.3〜10.3mm。黒色で光沢があり上翅はやや褐色。体下面や肢は暗褐色。前胸は心臓形をしている。後翅は退化する。ヒコサンヌレチゴミムシ(A.hikosanus)、イシズチヌレチゴミムシ(A.ishizuchiensis)、オオダイヌレチゴミムシ(A.ohdaisanus)など近縁だが、本種は前胸がより後方に強く狭まることで区別される。

分布  県内のブナ帯の特産種で、現在は寂地山系にはかなり生息しているが、長野山では数個体の記録があるのみである。岡山県には近縁2種が記録されている。

生息状況 同属他種と同じく1,000m付近の原生林内の渓流の石下や、少し離れた山道の石下などに生息する。5月下旬〜6月上旬に新成虫が出現する。ブナなどの原生林の渓流に依存しており、長野山では、山頂のブナ林が伐採され公園化されたことが、源流部の枯渇化を招き絶滅状態となった。

参考文献  Habu 1977, 中根 1978b, 平嶋 1989, 上野ほか 1985, 山口県立山口博物館 1988, 山地 1997
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