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科名 シロチョウ科
和名 ツマグロキチョウ
学名 Eurema laeta betheseba (Janson, 1878)
山口県カテゴリー 絶滅危惧IB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
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岩国市
(撮影:後藤 和夫)

選択理由  シロチョウ科の小型の種です。翅表裏面の地色は黄色で、夏型はキチョウに似ますが、秋型は前翅頂部が角張り、後翅裏は褐色をしています。県内のほぼ全域で普通に見られた種ですが、最近2年間の調査では、5市4町1村で生息が確認されました。山間部の林縁の草地などが主な生息地となっています。生息地における開発行為に伴う環境の変化により、本種の食草であるカワラケツメイが消滅の危機にさらされたことが、個体の減少の第1要因と考えられます。このように、急速に減少した種は他に例がありません。

選択理由  県内のほぼ全域で普通に見られた本種が、最近2年間の調査で5市4町1村のみに生息が確認された。しかも分布は局地的で個体数も極めて少なく、どの地域でも確認困難な状況にある。ここまで急速に減少した種は他に例がない。

形態 シロチョウ科の小型の種で、翅表裏面の地色は黄色。夏型はキチョウに似るが、秋型は前翅頂部が角張り、後翅裏は褐色を呈する。

分布  国内では本州、四国、九州に分布。日本各地の低地から山地の草原、河川の土手、田畑の周辺や荒れ地に見られる種である。現在県内では、岩国市、徳山市、光市、防府市、萩市、熊毛町、美和町、美川町、錦町および本郷村で生息が確認されている。

生息状況 昔は各地至る所で普通に見られた種だが、現在は山間部の林縁の草地などが主な生息地。

近似種 夏型のキチョウに酷似するが、本種はより小さく前翅頂が角張ること、前翅表外縁の黒帯が幅広く、内側が鋸歯状を呈することで区別が可能である。

減少原因 生息地における開発行為に伴う環境の変化により、本種の食草であるカワラケツメイが消滅の危機にさらされたことが個体数減少の第1の要因にあげられる。

参考文献  福田ほか 1982, 上村(正)・上村(兼) 1962, 光蝶グル-プ 1962, 池田 1972b, 佐々木 1988, 岩国市教育委員会 1976, 岡 1982, 後藤 1999f, 2001e, 林 1970
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