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科名 セセリチョウ科
和名 ヘリグロチャバネセセリ
学名 Thymelicus sylvaticus sylvaticus
(Bremer, 1861)
山口県カテゴリー 絶滅危惧IB類
環境省カテゴリー
   
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錦町
(撮影:後藤 和夫)

選択理由  セセリチョウ科の中では小型の種で、表裏面の地色は暗赤褐色です。山間部の疎林や林縁の草地が生息地で、以前はオカトラノオなど各種草花で他のヒョウモン類と共によく見られました。国内では北海道、本州、四国、九州に分布し、山口県では、かつて山間部を中心として数ヶ所の生息地が知られていましたが、現在は錦町の県境部や松の木峠周辺、羅漢山高原部周辺でわずかな個体の生息が確認されている状況です。本種の生息地である山間部の疎林や林縁にある草地が開発により減少したため、生息個体数が激減しています。

選択理由  県内で現在確実に生息が確認されている地域は錦町の県境部のみである。しかも生息個体数は激減している。

形態 セセリチョウ科の中では小型の種で、表裏面の地色は暗赤褐色。近似種にスジグロチャバネセセリがいる。

分布  国内では北海道、本州、四国、九州に分布。かつて県内では、山間部を中心として数ヶ所の生息地が知られていたが、現在は錦町の県境部や松の木峠周辺、羅漢山高原部周辺でわずかな個体の生息が確認されている状況である。

生息状況 山間部の疎林や林縁の草地が生息地で、以前はオカトラノオなど各種草花で他のヒョウモン類と共によく見られた。錦町の生息地は開発に伴う環境変化により、個体数は急速に減少した。

近似種 スジグロチャバネセセリに酷似するが、本種はより地色が暗く、前翅表外縁の黒帯が不鮮明である点などで区別できる。

減少原因 本種の生息地である山間部の疎林や林縁にある草地が減少したことが大きい。羅漢山の場合、生息地に観光開発目的で公共の施設が作られ、発生地が消失した。

参考文献  福田ほか 1984, 上村(正) ・上村(兼) 1962, 佐々木 1988, 後藤 2000b, 2000c
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