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科名 カミキリムシ科
和名 フタスジカタビロハナカミキリ
学名 Brachyta bifasciata japonica (Matsushita, 1933)
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー
   
   

選択理由  山口県阿東町が国内の分布西南限地で、生息域も局限されている。特に阿東町では初記録の1965年当時に比べ生息地の環境が著しく変化、近年では年間に1〜2個体しか採集されない程までに激減した。マニアによる採集圧も減少に追い打ちをかけている。

形態 体長16〜23mm。肩幅が広くずんぐりしている。体は黒色、触角の2〜5節と足の一部が黄色。上翅も黄色で大小の黒紋がある。大陸産の基亜種は上翅の黒紋の発達が著しいが、国内産は黒紋の発達が弱く消失し、一見マルガタハナカミキリ(Judolis come)の形態を呈した個体が県内でも採れている。

分布  基亜種は樺太、朝鮮、中国、蒙古、シベリアに産し、日本亜種は本州、四国の主にブナ帯に生息する が余り多くない。県内では阿東町、川上村、寂地山の記録があるが、阿東町以外では近年採集されていない。

生息状況 県内では4月下旬から5月上旬に林間のヤマシャクヤクの花に飛来、花弁や花粉を食する。朝鮮ではトウシラベ、チョウセンハリモミ、チョウセンカラマツなどマツ科が寄主植物として知られているが、国内では未知。阿東町や寂地山の生息地では樹木の成長により環境が変化し、ヤマシャクヤクの群落が減少し、最盛期の面影はない。

参考文献  平嶋 1989, 日本鞘翅目学会 1984, 中根ほか 1965, 山口県立山口博物館 1988, 三好 1965a,1972,1996, 本多 1968, 田中 1975c, 井手 1980, 足立 1985, 村上 1986, 北村 1986b, 松永 1988a
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