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科名 ナミヘビ科
和名 タカチホヘビ
学名 Achalinus spinalis Peters
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
   
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徳地町
(撮影:徳本 正)

選択理由  全長20〜60cmほどの小型のヘビです。真珠のような光沢のあるビーズ状の鱗が敷石状に並び、背中には黒く細い条線が1本走っています。また、総排出腔より後ろ(尾部)に配列する尾下板が多くのヘビは1対ですが、本種は一枚ずつの配列です。本州、四国、九州、及びその周辺の島々、中国中南部に生息します。全国的に採集例は少なく、本県からの発見例は数例にすぎません。山間部の暗く、湿り気のあるガレ場、朽ち木・落ち葉の下などでの採集例が多い。鱗の構造などから、乾燥に弱いと思われます。徳地町の採集例(2002)は、生物相が貧弱と思われる、日の当たらない杉林で生息が確認されました。夜行性でミミズ等を捕食します。

選択理由  近隣では広島県が「希少種」に指定している。県内の確認個体数は極めて少ない。今回の調査(1998〜2001)で、わずかに1個体、県中央部(徳地町)の林道沿いの溜枡から確認されただけである。小型でおとなしく移動能力が低いため、生息環境に人工構造物などができた場合、それらは、活動の障害になるものと思われる。 道路整備等の開発は、生息地を分断されることになりかねない。また、大規模な森林伐採は、乾燥に弱い本種にとって多大な影響を与えるであろう。

形態 全長は20〜60cmほどの小型のヘビである。真珠のような光沢のあるビーズ状の鱗で被われる。それらは敷石状に並び、背中には黒く細い条線が1本走っている。また、総排出腔より下に配列する尾下板が多くのヘビは対であるが、本種は単一である。

分布  本州、四国、九州、及びそれらのすぐ近くの島々、中国の中南部に生息する。全国的に採集例は少ないが、特定の環境を選り好みするらしく、1ヶ所に多数が見つかるという報告例もある。

生息状況 山間部の暗く、湿り気のあるガレ場、朽木の下、落ち葉の下等での採集例が多い。鱗の構造などから、乾燥に弱いと思われる。今回の調査でも一見、生物相が貧弱と思われる日の当たらない、スギ林の中から生息が確認された。夜行性で、ミミズ等を捕食するらしい。確認個体数が少ないのは、本種が夜行性で、陰に隠れる性質を持っていることがあげられる。その他、本県は比較的なだらかな地形が多く、本種の生息環境が少ないことが考えられる。

参考文献 

比婆科学教育振興会編 1996, 内藤 1999, 岡田 1998,千石 1976,1996, 徳本・山岡 2002 , 徳本・山岡・田中 2002, 東常・宇都宮 1999

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