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科名 ウグイス科
和名 オオヨシキリ
学名 Acrocephalus arundinaceus (Linnaeus, 1758)
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
   
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阿知須町
(撮影:原田 量介)

選択理由  全長約185mm。スズメよりかなり大きい灰褐色の鳥です。背面は灰黄褐色、腹は白色。上嘴は暗褐色、下嘴は肉色で先端は暗褐色。足は鉛灰色です。日本には夏鳥として4月下旬頃より渡来し、九州以北で繁殖し、9月頃に渡去します。湿地や湖沼のまわり、河川沿いのヨシ原など、平地から山地までのヨシ原に広く生息します。ヨシの上でギョギョシ・ギョギョシ・ケシケシケシ・・・などと大きな声でさえずります。県内のヨシ原は、土地利用の進行や河川改修にともなって急激に減少し、まとまった面積が残っているところはほとんど無くなっています。本種はヨシ原という限られた環境にのみ生息するため、生息環境が悪化し、減少しています。

選択理由  1990年に行った山口県版鳥類繁殖地図調査では、繁殖ランクa、b(繁殖している。繁殖の可能性がある)は、aランク11メッシュ、bランク32メッシュであったが、今回の関連調査では、繁殖ランクaが5メッシュ、bランクが35メッシュと減少した。さらに観察記録数も99例から79例に減少した。

形態 全長約185mm。体の上面はオリーブ黄褐色で腰と上尾筒は少し淡い。バフ色の細い眉斑があり、目先から過眼線は黒褐色、頬と耳羽はオリーブ褐色、腮、喉、胸、腹はバフ白色で、喉と胸にはオリーブ灰色の不明瞭な細い縦斑がある。頸側、胸側、脇は茶褐色を帯びる。上嘴は暗褐色、下嘴は肉色で先端は暗褐色。足は鉛灰色。

分布  北アフリカ、ヨーロッパ南部及び中部、小アジア、中央アジア、アルタイ地方、モンゴル地方、トランスバイカリア地方、アムール地方、ウスリー地方、中国東北地区、朝鮮半島、日本、中国北部などで繁殖し、アフリカ、インドシナ半島、フィリピン、インドネシアなどで越冬する。日本には夏鳥として渡来し、九州以北で繁殖する。繁殖記録があるのは北海道、本州、四国、九州、天売島である。その他に佐渡、対馬、男女群島、伊豆諸島、小笠原群島、北部琉球、南部琉球、大東群島などで生息記録がある。

生息状況 夏鳥として4月下旬頃より渡来し、9月頃に渡去する。湿地や湖沼のまわりのヨシ原、河川沿いのヨシ原など、平地から山地までのヨシ原に広く生息する。ヨシの上でギョギョシ・ギョギョシ・ケシケシケシ・・・など大きな声でさえずる。夜も盛んに鳴く。主に昆虫類を捕食するが、カエルなどの小動物も捕らえる。繁殖期は5〜8月で、主にヨシ原に営巣するが、低木に営巣することもある。数本のヨシの茎の間にイネ科植物の枯れ葉や茎、穂、根などを用いてコップ状の巣を作り、内部には穂や細根を敷く。淡青緑色の地に褐色や灰紫色の斑が散在する卵を4〜6個産卵する。抱卵日数は14〜15日。巣立ちまでの日数は10〜13日。

減少原因 山口県内のヨシ原は、土地利用の進行や河川改修にともなって急激に減少し、まとまった面積が残っているところはほとんどなくなっている。本種はヨシ原という限られた環境にのみ生息するため、生息環境が悪化している。

参考文献  日本鳥学会 2000, 高野 1981, 日本野鳥の会 1980, 日本野鳥の会山口県支部 1990, 環境庁 1991,1998, 環境庁自然保護局生物多様性センター 1999
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