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科名 ヒバリ科
和名 ヒバリ
学名 Alauda arvensis Linnaeus, 1758
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
   
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防府市
(撮影:寺森 正行)

選択理由  1990年に行った山口県版鳥類繁殖地図調査では、繁殖ランクa,b(繁殖確認および繁殖の可能性がある)は、aランク17メッシュ、bランク52メッシュであったが、今回の関連調査では、繁殖ランクaが9メッシュ、bが46メッシュと減少した。また、環境庁が行った生物多様性調査の中間報告でも、第2回基礎調査に比較して繁殖記録が 1/2以下に減少した種と指摘している。

形態 全長170mm。上面は、頭部から背面、肩羽、腰、上尾筒は淡赤褐色で、黒色の幅の広い軸斑がある。翼は風切羽が黒褐色、雨覆羽は茶色。尾は黒褐色で両最外側羽は白色で、飛ぶと目立つ。頭には冠羽があり、時に立てることがある。下面は、クリーム色の眉斑、頬の部分は淡赤褐色で、黒色の軸斑がある。喉は淡褐色、胸から脇は淡赤褐色で、胸に黒色の軸斑が多数ある。腹は白色。嘴と脚は暗褐色。

分布  ヨーロッパの大部分、イラン北部、ウズベク、中央アジア、シベリア南部、モンゴル、中国東北地区、アムール地方、ウスリー地方、オホーツク海沿岸、カムチャツカ半島、チュクチ半島、サハリン、日本などで繁殖し、北の地方のものは冬、南に移動する。日本では九州以北で繁殖し、北日本や積雪地のものは、冬、暖地に移る。繁殖記録があるのは北海道、本州、四国、九州、焼尻島、天売島、モユルリ島、佐渡である。その他に対馬、五島列島、屋久島、種子島、馬毛島、伊豆諸島、中部琉球、南部琉球などで生息記録がある。

生息状況 留鳥として、九州以北の全土に分布し、平地から山地の畑、草原、荒地、牧場、河原、河口、埋立地など、広くて草の生えているような環境に生息している。北海道や積雪の多い地方の個体は、秋、暖地へ漂行する。通常オスメスで生活し、地上を歩きながら、雑草の種子や昆虫類、クモなどを捕食する。鳴き声はピーチュク、ピーチュクチュク、チーチーチー、ビルビル・・・と複雑な声で、上空を飛びながら長く鳴く。地上の枯れ枝、石の上などでも鳴くことがある。営巣は草原や河原、畑などの地上に浅い穴を掘り、枯草、細根などを用い、腕形の巣を作る。草本の根元に作る場合が多い。造巣はメスだけで行い、産卵期は3月下旬〜7月下旬までで、灰白色の地に、灰鼠色と暗褐色の微斑が点在する卵を3〜5個産む。11〜12日でふ化し、その後9〜10日位で巣立ちする。

減少原因 主な営巣環境は草の生えた河川敷や、造成途上の草の生えたような区域、農耕地などである。これらの場所の土地利用が進んだり、植生が発達して草丈の低い空き地がなくなり生息地が減少している。

参考文献  日本鳥学会 2000, 高野 1981, 日本野鳥の会 1980, 日本野鳥の会山口県支部 1990, 環境庁 1988,1991,1998, 環境庁自然保護局生物多様性センター 1999
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