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科名 サギ科
和名 クロサギ
学名 Egretta sacra (Gmelin, 1789)
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
   
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油谷町
(撮影:藤原 正徳)

選択理由  繁殖期の生息区域が、1990年に行った山口県版鳥類繁殖地図調査時に比較して、今回の関連調査では、16メッシュから11メッシュに減少している。繁殖環境が、瀬戸内海や日本海側の島嶼に限られる。上関町叶島では小規模のルースコロニー状で繁殖し、繁殖形態が他の場所と異なり興味深い。

形態 全長625mm、翼開長1,010mm。コサギとほぼ同大。黒色型と白色型がある。黒色型では、頭、頸、背面は石板黒色で頭上は黒味が強い。後頭の羽毛は少し長く、短い冠羽のようになる。胸から腹、下尾筒も石板黒色。腮と喉が白いものと黒いものがあり、九州以北では白いものが多い。嘴はチョコレート色又は黄褐色、目先の裸出部は灰黒色又は青灰色、足は黄緑色又は緑褐色で足指は黄色味が強く、特に足指の裏は黄色い。白色型は全身白色で、嘴は黄色、目先の裸出部は黄緑色。色々な程度に白と黒が混じる中間型もあるが、日本ではほとんど記録がない。

分布  東南アジア、中国、日本、フィリピン、スンダ列島、ミクロネシア、ポリネシア、ニューギニア、オーストラリアなどに分布し、留鳥。日本では主に本州中部以南の海岸に留鳥として分布する。本州、四国、九州、佐渡、粟島、対馬、五島列島、種子島、伊豆諸島、琉球全域で繁殖記録がある。

生息状況 常に海岸に生息し、特に岩礁の多い海岸や入り江、湾などに生息する。単独、またはオスメスで生活することが多い。餌は主に魚類、甲殻類、軟体動物などである。飛翔はゆっくりとした羽ばたきで直飛し、低空を岩礁から岩礁へと飛び移っては餌をあさる姿をよく見かける。休息時には片脚で立って頸をS字形に曲げていることが多い。小島嶼、海岸などにある高さ 0.3〜1m位の樹上や、岩壁の棚や岩のすき間に単独で営巣し、コロニーをつくることはない。巣は樹枝や枯れ草を主材とした皿形のものを作る。1腹卵数は2〜4個。卵は緑青色で無斑である。

減少原因 本種は主に岩礁の多い海岸、湾などに生息し、繁殖が確認されているのは無人の離島であることから今すぐ減少する要因は少ないが、この様な繁殖環境へ釣り人が気づかないで進入する人的攪乱などが、繁殖の障害となり減少要因になりえる。

参考文献  日本鳥学会 2000, 高野 1981, 日本野鳥の会 1980, 日本野鳥の会山口県支部 1976,1990, 環境庁 1988,1991,1998, 内山 1990, 小林・原田 2000, 山口県立山口博物館 1989
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