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科名 ブッポウソウ科
和名 ブッポウソウ
学名 Eurystomus orientalis (Linnaeus, 1766)
山口県カテゴリー 絶滅危惧IA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
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錦町
(撮影:弘中 毅)

選択理由  全長約295mm。頭部全体は暗緑色で、背面から肩羽、腰、上尾筒および胸から腹、下尾筒は青緑色です。翼は暗藍色で、初列風切羽の基部の近くには白色の幅の広い帯があり、飛翔時には目立ちます。尾は暗藍色。嘴は太く、赤色。足も赤色。日本には夏鳥として本州以南の平地から山地に渡来し、スギ、ヒノキ、モミなどの巨木からなる針葉樹林に生息します。繁殖記録があるのは本州、四国、九州、佐渡です。県内でも少数が繁殖し営巣場所はいずれも橋桁でしたが、現在は繁殖していません。その原因はよく分かっていませんが、近県の広島県、岡山県では電柱などに架けた巣箱をよく利用しており、営巣適地に巣箱を架設するなど、ブッポウソウを呼び戻す保護策が必要と思われます。

選択理由  1990年に行った山口県版鳥類繁殖地図調査では、繁殖ランクa,b(繁殖確認および繁殖の可能性がある)は、aランク2メッシュであったが、今回の関連調査では、繁殖ランクaが1メッシュ、bが1メッシュと減少するとともに、以前営巣が確認されていた上記の場所でも、近年、繁殖が確認されないばかりでなく、飛来すら確認されていない状況である。

形態 全長約295mm。頭部全体は暗緑色で、背面から肩羽、腰、上尾筒および胸から腹、下尾筒は青緑色。翼は暗藍色で、初列風切羽の基部の近くには白色の幅の広い帯があり、飛翔時には目立つ。尾は暗藍色。嘴は太く、赤色。足も赤色。

分布  ウスリー地方、中国東北地区、朝鮮半島、中国東南部、ヒマラヤ、インド東部、インドシナ半島、スンダ列島、ボルネオ島、セレベス島、フィリピン、ニューギニア、オーストラリアなどに分布し、北の地方のものは冬、インドやインドシナ半島へ渡る。日本には夏鳥として飛来する。繁殖記録があるのは本州、四国、九州、佐渡である。この他に北海道、利尻島、焼尻島、対馬、硫黄列島、南部琉球などで生息記録がある。

生息状況 夏鳥として、本州以南の平地から山地に渡来し、スギ、ヒノキ、モミなどの巨木からなる針葉樹林に生息する。枯れ枝や電線などに止まっていて、セミ、コガネムシ、トンボなどを見つけると飛び立って空中で捕食し、もとの場所に戻るといった採食方法を行う。不消化物はペリットとして吐き出す。鳴き声はゲエッ、ゲエッ、またはゲゲゲッ、ゲーゲゲッと鳴く。大きなスギなどの樹洞やキツツキの古巣などに産卵するが、関西では電柱の穴に営巣する例が多く、他に建物のすきま、橋桁のへこみ、巣箱なども利用する。産卵期は5月下旬〜7月上旬頃で、斑紋のない純白の卵を3〜5個産む。22〜23日でふ化し、その後20日位で巣立ちする。

減少原因 山口県内で営巣が確認されている場所はいずれも橋桁であったが、現在は繁殖してない。深谷大橋の場合、橋の塗装工事が行われた後、飛来しなくなったようであるが、川久保橋についてはこれといった変化はなく原因がよく分からない。近県の広島県、岡山県では電柱などに架けた巣箱をよく利用しているので、営巣適地に巣箱を架設するなど、ブッポウソウを呼び戻す保護策が必要と思われる。

参考文献  日本鳥学会 2000, 高野 1981, 日本野鳥の会 1980, 日本野鳥の会山口県支部 1990, 環境庁 1991,1998, 環境庁自然保護局生物多様性センター 1999, 二村・森口 1979, 二村 1979, 川本 1990, 小林・小川 1995, 山口県野生生物保全対策検討委員会 1995, 飯田 2001
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