> 鳥類 トップページ
 タンチョウ ほ乳類鳥類両生類・は虫類淡水産魚類甲殻類その他動物昆虫類・クモ類陸・淡水産貝類維管束植物コケ植物

| トップページ | RDBとは | 刊行にあたって | 野生生物目録 | RDBカテゴリー | 詳細検索 | 地図情報 |
もどる
科名 ツル科
和名 タンチョウ
学名 Grus japonensis (Muller,1776)
山口県カテゴリー 絶滅
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類
   
   

選択理由  山口県では江戸時代の文献に具体的地名はないものの産物として周防、長門とも記載があるほか、大正時代に熊毛町八代でナベヅルに混じって飛来した記録があるだけである。

形態 全長約1,400mm。大型のツル。額から目の前、腮、喉、前頸、頸側、後頸にかけて黒く、頭頂は赤い皮膚が裸出し、目の後ろから後頭は白色。体は白く、次列風切と三列風切は黒く、三列風切は伸長して尾を覆っている。嘴は黄緑色、足は黒い。幼鳥は頭から頸が茶褐色で、風切の先に黒斑があり、雨覆の先端は茶褐色である。

分布  モンゴル東北部、中国東北地区、ウスリー地方、アムール地方、日本で繁殖し、冬は朝鮮半島や中国へ渡る。日本では北海道東部に留鳥として生息するほか、稀に冬鳥として渡来する。記録のある地域は北海道(繁殖)本州(宮城、茨城、福井、滋賀、岡山、島根、山口)、九州(長崎、鹿児島)、佐渡などである。

生息状況 繁殖期には広い湿原に、番または雛を連れた家族で生活し、草の根、魚、昆虫、両生類などを食べる。未繁殖の若鳥は、夏の間も数羽の小群で生活する。北海道では秋冬には湿原を去り、人家近くの農耕地や給餌場にくる。数十羽の群れを作るが、単位は家族群である。本州以南に単独で渡来するものは、広い水田に生活する。北海道では東部の湿原で繁殖し、番は2月末か3月初めに繁殖地に戻り、なわばりを作って生活する。なわばりの広さは1〜7平方kmである。湿地のヨシを嘴で折り取って中央に積み上げ、直径1m位の大きな皿形の巣を作り2卵を産む。産卵期は4月。卵は淡黄褐色の地に褐色や灰色の斑点が散在する。オスメスとも抱卵を行い、1日に2〜4回交代するが、夜間は主にメスが抱卵する。抱卵日数は32〜33日。

減少原因 北海道では湿潤地の開発による営巣環境の消失、河川改修などによる水位の変動。営巣地における野火の発生。電線衝突による事故死。冬期における塒への人の接近などが生存に対する脅威となっている。

参考文献  日本鳥学会 2000, 高野 1981, 日本野鳥の会 1980, 日本野鳥の会山口県支部 1990, 環境庁 1988,1991,1998, 烏田 1736, 著者不明c 1730年代, 高島 1950, 小川 1984,2000, 小林・小川・梶畑・川元・原田 1999,2000
  参考文献一覧へ
もどる
| ほ乳類 | 鳥類 | 両生類・は虫類 | 淡水産魚類 | 甲殻類 |
| その他動物 | 昆虫類・クモ類 | 陸・淡水産貝類 | 維管束植物 | コケ類 |

トップページ




本サイトの著作権は、山口県が所有します。
サイト上に掲載の画像・文章等の無断転載を禁じます。