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科名 イタチ科
和名 ニホンアナグマ
学名 Meles meles anakuma Temminck, 1844
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
   
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山口市
(撮影:田中 浩)

選択理由  全体にくすんだ褐色で、両眼部は黒っぽい褐色、頭胴長はオス63〜70cm、メスは56〜61cm。基本的に夜行性で、日中は巣穴で休息します。交尾期は3月〜4月、遅延着床がみられ、妊娠期間は約1年間におよびます。出産は3月〜4月、産仔数は1〜3頭。12月〜2月、オスは単独で、メスは当歳仔・1歳仔といっしょに冬眠します。雑食性でミミズや土壌性昆虫、地上に落ちた木の実等を採食します。生息密度が低く繁殖率も低いため、住宅地の大規模な造成や市街地化により生息地が失われると、その地域の個体群の維持は難しいと考えられます。

選択理由  山口県内に広く生息すると考えられるが、生息密度が低く繁殖率も低いため、住宅地の大規模な造成や市街地化により生息地が失われると、その地域の個体群の維持は難しいと考えられる。生息域は開発により縮小している。

形態 全体にくすんだ褐色で、四肢と胸部はやや濃い褐色をしている。両眼部は黒っぽい褐色、その間の鼻鏡中央は白色で、タヌキと区別できる。頭胴長はオス63〜70cm、メスは56〜61cm、体重はオス5.1〜11.0kg、メス3.4〜7.0kg、体重の季節変動は大きく5月〜6月が最低、11月に最高となり、変動の大きな個体では最低時の1.9倍にもなる。

分布  国内では本州、四国、九州、小豆島に生息する。同一種のヨーロッパアナグマは、ヨーロッパから極東までユーラシア北部に広く分布。県内では市街地を除く地域に広く分布していると考えられる。

生息状況 基本的に夜行性で、日中は行動圏内にある巣穴で休息する。メスの行動圏は約25〜80ha、オスの行動圏は130〜300ha、同性間には排他的行動圏を形成し、オスの行動圏には複数のメスの行動圏が含まれている。一夫多妻型の社会と考えられる。交尾期は3月〜4月、遅延着床がみられ、妊娠期間は約1年間におよぶ。出産は3月〜4月、産仔数は1〜3頭、授乳期間は2〜3ヶ月である。子供は1〜2年母親のもとにとどまる。動物質としてはミミズ、土壌性昆虫類、植物質としてはノイチゴ、ヤマザクラ、クロキ、カキ、アケビなどの液果、シイ、クリなどの堅果を採食する雑食性である。12月〜2月、オスは単独で、メスは当歳仔・1歳仔といっしょに冬眠する。

減少原因 大規模な開発、道路網の発達による生息域の分断、交通事故などによる生息環境の悪化。

参考文献  金子 1996, 米田 1994a, 佐々木 1997a, 山口県 1978, 田中 1999a,1999b,2000
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