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科名 ヒナコウモリ科
和名 モモジロコウモリ
学名 Myotis macrodactylus Temminck,1840
山口県カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
   
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秋芳町
(撮影:庫本 正)

選択理由  前腕長34〜41mm、名前のモモジロは下腿部の毛が白いことに由来しています。本種は洞窟などにすみ、夜になると森に出て飛翔昆虫を捕食し、飛びながら川面で水を飲みます。本種の出産期は6月で、雌成獣だけからなる群塊で出産します。産仔数は1産1仔。子育ては他のコウモリの群に混生して、独特の混成群塊をつくります。仔は40日で親とほぼ同じ大きさに成長、独立生活にはいります。本種の寿命は16年です。このコウモリの生息密度は1平方キロメートルあたり0.8頭ですが、近年減少傾向にあります。

選択理由  本種の生息数は減少傾向を示し始めている。

形態 小型のコウモリ(前腕長34〜41mm、体重5〜11g)で、匍匐が巧みである。体色は暗褐色で、明るさの変異がある。翼は中間型。耳介は幅狭く、長く外方に曲がる。耳珠も細長く、外方に三日月状に曲がる。足は異常に大きい。

分布  東シベリヤ、日本(北海道、本州、四国、九州、対馬)。山口県では、秋吉台のほか宇部市常盤公園の送水管、半田台の佐々連洞などに生息。

生息状況 本種は主として洞窟や送水管に住む。モモジロコウモリは匍匐が巧みで、洞窟天井の割れ目に潜り込んだり、他のコウモリの群塊の下に潜り込むことが多い。秋吉台では、本種はキクガシラコウモリやユビナガコウモリなどの群に潜り込み、結果的には多くの洞窟に分住する。しかし群のメンバーは、洞窟間を絶えず交流している。本種メスの初産は2歳で、6月にメスだけからなる200から300頭の群をつくり、1頭の仔を生む。しかし、この群もただちにオスの侵入をうけ、7月になると雌雄の混群をつくることになる。本種の寿命は16年と推定されている。秋吉台では、冬になるとモモジロコウモリは姿を消し、見られなくなる。本種の生息密度は1平方キロメートルあたり0.8頭であったが、最近漸減傾向を示している。

減少原因 減少傾向の理由はよく分からないが、自然林の減少や河川の汚染が影響していると思われる。

参考文献  庫本・中村・内田 1978,1985, 庫本・内田・中村・下泉 1969
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