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活動報告

「平成19年 希少野生動植物種保護支援員 第1期入門編研修会」を開催しました

  開催日      8月4日(土)
 
1 スケジュール
    9:50〜10:00  開会行事
   10:00〜10:20  希少野生動植物種保護支援員の役割等について
   10:20〜11:50  山口県の希少野生動植物について 
                ・生物多様性
                ・自然観と共生
                ・身近な自然とのふれあい
  12:40〜13:30  支援員活動の進め方について
  13:30〜15:50  野外観察
                大正洞内観察(動物)
                大正洞周辺観察(植物)
  15:50〜16:00  閉会
2 活動内容
  県自然保護課職員から、希少野生動植物種保護支援員の役割や必要性を、「山口県の希少野生動植物について」の講義を山口大学 山岡名誉教授、山口博物館 田中学芸課主任から受けました。午後からは、菊川町マイタウンネットワーク懇話会生活環境部 徳永部長から実際に活動している団体の活動紹介を受けました。その後、野外に出て秋吉台エコ・ミュージアム 田原指導員より「植物の観察」を、秋吉台科学博物館 山?学芸員の指導により「洞窟内にてコウモリ等の観察」を行いました。
概要:新たに登録された希少野生動植物種保護支援員及び入門編未受講者を対象に、絶滅のおそれのある希少野生動植物に関する基礎知識を習得し、保護活動や自然環境の保全活動を実践できる人を育てるための研修
 
 
【講義】入門編テキストを用いて基礎知識を学ぶ。共生とは異種の生物が密接な関係をもって暮らすこと、持続可能な形で次世代へ引き継ぐことが大切であること。身近な観察フィールドを持ち、生物暦(※)を作ることで環境の変化が分ること等を学びました。
 
 
 
【支援員活動の進め方 実例】活動の様子を映像も交えて紹介及び、質疑応答 
 
 

【観察会】
 
 (大正洞周辺)大正洞周辺の環境等を理解して、植物の観察へ
 
 
 (大正洞内)洞窟の成り立ちや生態系を学んだ後、コウモリ等の生き物を観察
 
(感想)
 台風通過2日後ということで、植物等周辺環境への影響を心配したが、被害もなく天気にも恵まれ予定どおり開催できました。
 入門編とはいえ実際に自然活動団体に所属され活動されている方も多く、観察会の間には、希少種を保護するために苦労していることやその盗掘などに苦慮している話なども伺え、今から活動を始めようという人にとって参考になる話も聞くことができました。
 講師からは、人の手が加わることによって守られていく自然環境(例えば、秋吉台の山焼きをすることで平原を守りそこに生きる動植物が生息できる環境をつくる)と人の手が加わらない自然環境などの話を聞きました。
 また、洞窟内では子育て中のコウモリ等を観察、洞周辺では洞穴効果により冷涼地から暖帯地に生息する植物を同時に観察。受講者からは、「研修会場が遠く参加するかどうか迷ったが、来てよかった。大変勉強になった。」「次回、応用編も参加したい。」との意見がありました。
 
※『生物暦』とは、身近に観察フィールドをもち、そこを生活の場とする生き物の観察記録をつけていくこと。