環境学習のひろば ::環境学習推進センター

環境学習のひろば 環境学習推進センター
HOME
学ぶ
調べる
つなぐ
環境学習推進センターのご案内
環境学習のひろば メールマガジン

学ぶ

学習指導者や環境に関する講座などの情報を掲載しています。

活動報告

「親と子の水辺の教室」「水生生物による水質調査」指導者研修会を開催しました

「親と子の水辺の教室」や「水生生物による水質調査」等の水辺の環境学習の指導者を対象に研修会を開催しました。

日時 (1回目)5月31日(木) 10時〜16時

    (2回目)6月 5日(火) 10時〜16時

会場  山口県環境保健センター大歳庁舎

     現地研修:木崎川(維新百年記念公園内)

日程  10:00〜10:15 開会挨拶・連絡事項

     10:15〜11:00 ビデオ「生きものでみる〔川の水質〕?・?」視聴

     11:00〜14:00 講義(12:00〜13:00 昼食休憩)

     14:20〜16:00 現地研修 〈指導協力 環境保健センター職員〉

                 水生生物採取・判別・水質決定・質疑応答

講師 (1回目) 財団法人 広島県環境保健協会 上田 康二氏

    (2回目) 学校法人香川学園 宇部環境技術センター 後藤 益滋氏

活動内容

 (1) 屋内研修

  パワーポイントやテキストを使って、水辺の教室開催に適した場所の選定、水生生物の採取方法、指標生物やその他のよく見られる生物の生態や特徴等、水辺の学習を指導するために必要な基礎知識について学んだ。

 参加者への事前アンケートで希望の多かった「参加者(特に子ども)への効果的な指導方法」に関する説明もあり、参加者は熱心に受講していた。

(2) 現地研修

 木崎川(維新百年記念公園敷地内)に移動し、全員で水生生物の採取を行った。 今年は昨年に比べて水量が少なく、川底がかなり露出していた。

◆ 採取のしかたを講師がまず実演

 

◆ 2〜3人が一組になってバットに生物を採取

 

◆ 採取した生物をルーペで観察し、種類別にシャーレに移す。体長わずか数ミリのものも多く、見分けが難しい

 

◆ 実物を見ながら講師が判別方法を指導

 ☆ 指標生物“コオニヤンマ”の羽化を見ることができた                                          

 

◆ 最後に全員集まって、30種類の指標生物のうち「いたもの」「いなかったもの」を表にまとめ、その結果から水質を判定

 

 判定の結果は、1回目・2回目とも「水質階級? きれいな水」となった。

 一番数多く見つかった生物は、一回目は「きれいな水」の指標生物“ウズムシ”、2回目は「きれいな水」の指標生物“ヤマトビケラ”と「少しきたない水」の指標生物“カワニナ”。また、数は少ないながらも、ゲンジボタルやカワゲラも見つかった。指標生物以外にもたくさんの生物を見ることができた。

 【受講者の感想】

○ 身近な川にこれだけ多くの種類の水生生物がいることを知り、驚いた

○ 小さな生物によって川の汚れが浄化されていることに改めて考えさせられた

○ 実物は大変小さいので、映像で見るのとは感じが違った。指導を行うためには、事前にこのような実地研修が欠かせないと感じた

○ 現地研修では指標生物以外の生物もたくさん見つかった。水辺の教室実施時には指導者の立場になるので、たくさんの生物の名を知っておく必要があるが、ある程度経験を積まないと難しい

○ 大人数の小学生を飽きさせずに教室に参加させる工夫が必要だと思った