「椹野川河口域・干潟自然再生協議会」委員会

第15回 平成25年1月27日(日) 開催概要 議事要旨 資料ダウンロード

第15回椹野川河口域・干潟自然再生協議会会議議事概要

日時:平成25年1月27日(日)10:00〜12:30
場所:山口県セミナーパーク

1 出席者

委員32名、一般参加3名、事務局4名

2 概 要

(1)会長あいさつ

  • 前半は、あさりの活動報告やアンケートの結果報告などを行い、後半は、ワークショップを行う。
  • これらを踏まえて、協議会の活動が活発化されることを期待する。

(2)ワークショップの説明(NPO法人市民プロデュース 船ア)

  • ワークショップ(ワールドカフェ)の流れを説明
  • カードに今後の活動でやりたいこと等を記入

(3)議事(進行:中西会長)

  • 資料1 平成24年度活動概要(自然保護課 元永)
  • 資料2 平成24年度干潟生物等のモニタリング結果報告
    (環境保健センター 角野)
  • 資料3 「椹野川もり・かわ・うみ自然再生プロジェクト」
    (椹野川流域地域通貨・連携促進検討協議会 岡事務局長)
  • 資料4、5 椹野川河口域・干潟自然再生協議会アンケートの結果、平成25年度予定(自然保護課 元永)
◇質疑応答

【委員A】

基本的に、自分が小さいときは遠足などよく海岸で遊んでいたが、大人になると大潮でないと海に入れない、といった事態になっている。県民の財産として非常に貴重であるが、財政の問題もありゾーニングされていないところがある。また、漁業ではヘドロが増えて、問題となっており、これを減らしていただきたい。民間にも、海の泥や砂を取らせることを試みてはどうか、要望する。

【委員B】

アサリの説明で、母貝団地では稚貝も着床しているとのことであったが、実数はどうなっているのか。
【事務局】
母貝団地は、平成22年末から設置しており、密度は一定をキープしている。間引きを行うほど数は増えている場所もある。

【委員C】

資料2のP4、南潟の水質の説明をもう一度お願いしたい。
【角野】
山口湾南型は、二枚貝のへい死要因になるクロロフィル濃度3μg/Lを秋と冬に下回る場合があり、アサリ(二枚貝)は死滅するおそれがある。無機態窒素は、東京湾の1/10程度である。

【委員D】

無機態窒素とリンは、アサリとどのような関係があるのか。
【角野】
これらは植物プランクトンの生成に必要なものであり、秋と冬は植物プランクトンが少なくなっている。

【委員D】

窒素やリンを増やせば良いのではないか。
【角野】
ある県では、冬季の栄養塩不足を解消するための試験として、下水道の処理水質を下げるように基準値の範囲内でコントロールする例もある。しかし、水質をコントロールすることで生物の豊かさを取り戻せるのかという問題は、一概に答えることはできない。

【委員E】

資料の字をもう少し大きくしてほしい。
【事務局】
次回より配慮する。

〜5分間休憩〜

(4)椹野川河口干潟の自然再生に係るワークショップ(ファシリテーター 船ア)

  • 参加者全員で集まり、各自2枚の意見を書いた付せんを読み上げながら、発表していく。
  • 発表者に類似した意見があれば名乗りでて、それぞれ意見を言っていく。

(カード記入者それぞれの内容説明)

  • 自由に潮干狩りなどが楽しめる場所の設置
  • 小・中・高・大学への教材としての提供
  • 森・川・海(流域)の活動展開
  • 遊びの要素を入れること、楽しむ。ガタスキーなど。
  • 紹介映像を作る
  • 若者を呼び込む。
  • アサリの調査研究の継続
  • 民間業者として、保全・再生が大切。特にヘドロを少なくすること。漁協が泥を取り除く仕 組み作りを。
  • 企業からの援助、そして環境対策として、企業に対する法人税の減免などを実施する。
  • 環境に対する投資的ファンドがあるが、この協議会も求めて良いのではないか。
  • イベントは、地域と漁協が協働して行う方がよい。地域の人は、海のことや漁協がやっていることを地域の人はあまり知らないのではないか。
  • ダイバーとして山口湾に潜ってみたい。
  • 地元で採った魚を買うことにより、漁協が活性化するのではないか。
  • 子どもを干潟や川に連れて行くには、親に対して干潟や川での遊びを教えることが必要ではないか。
  • カイガラアマノリは、作業環境等から今年度は壊滅的状況。次年度は実施しない予定。
  • アサリの被覆網オーナー制の導入を検討するのはどうか。

 これらから、6テーマに絞り込み、ワールドカフェ方式で模造紙に意見を書いていく
(11時40分〜12時5分 第1セッション 12時5分〜12時20分 第2セッショ ン)

◇ワークショップ実施(6グループ)

 [@小中高大連携・若者、A遊び、B仕組みづくり、CPR(情報発信)、D調査・研究、E資金づくり]

◇ワークショップ報告

@小中高大連携・若者
  • 一番は受入体制で、場所が必要であり、これは地域での組織化が重要。
  • また、プログラムも必要。
  • 子ども達には、学校内でより、外で教える方が有効であり、プログラムができれば。
  • 親と子どもの考え方が違う。(親は外で遊ばせたくないのではないか。)親を教育する必要。
  • 学習プログラムもあるが、時間がないので、対応しきれない。
  • 結論としては、受け皿を作れば、何とかできる。
A遊び
  • ドロを楽しむ。
  • 浅い所でも、深い所でも、子どもが楽しむ場を作ることが必要。
  • マッピングの公開。
  • 案内看板の表示。
B仕組みづくり
  • 再生協議会のブランド力を活用。
  • アサリに焦点を当てて、被覆網のオーナー制度の導入
  • 山畝は効果が低い。高い山の方が効果があり、今までより3つ分高くした方が良い。
  • ただし、機械でやるので金がかかるので、市が援助する仕組みを作り、国や県がサポートするという仕組みがよいのではないか。
  • アサリ姫(竹の中で着床)は、アクアの事業で実施してはどうか。ただし、支援は50万円までであるので、プログラムを考える必要がある。
CPR(情報発信)
  • どのような情報を発信するのか。また、注意も必要。
  • 全体PRとして、標本やビデオ、売れる物、ここでしか手に入らない物を見せる。
  • セミナーやシンポジウムの開催。ユネスコ登録も一つの手段。
  • 干潟だけではなく、流域全体をPRする。(流域弁当など)
  • 個人によるPRとして、口コミやフェイスブック・ツイッターなどのSNS。
  • キャッチフレーズやマスコットキャラクターも有用。
  • 新商品の開発のための宣伝をする。アンテナショップなど試食ができる場所を作る。
  • ただし、人が集まれば、ゴミも集まる。
  • むやみな情報発信にはならないよう、注意が必要。
  • 清掃活動やビオトープ活動等との連携も必要。
D調査・研究
  • 問題点は、魚がたくさん採れなくなった点。
  • 水がきれいすぎる、栄養塩の問題、物質循環など、問題が解明されてない点が多い。
  • 解決策として、一般も含めてワーキンググループの創設。
  • 森、川、海にどのように関わってきたか、これをデータ化して活用。
E資金づくり
  • 民間に砂を採らせることが必要。
  • ただし、悪い部分(ヘドロ)を採らせることに民間がつきあうのか、船が入ることができるのか、問題もある。
  • アサリについては、企業の援助が必要。環境税や法人税の減免などを検討。
  • ファンドを求めて事業化する手法もあるが、仕組みづくりが難しい。
  • アクア事業を活用しながら、他の企業にもPR
  • 被覆アミのオーナー制は、漁獲量のパイが拡がる可能性があり、漁協の収穫が上がれば、これをファンドに入れることを検討する。
  • ただし、ブランド化によって、事業となるのか。今は、漁獲量が上がっていないので、難しいのではないか。

◇ワークショップ総括(船ア)

  • ユネスコの登録について、再生協議会の活動を登録したい。
  • →了承(拍手での賛同)を得たので、申請に向けて検討。
  • ワークショップの最後は、みんなが手をつないで終わることとしている。
  • 人と人がつながることが大事。

3 今後の予定

3月 やまぐちの豊かな流域づくり推進委員会等で取りまとめ結果を報告
4月下旬 今後の方針について第16回協議会にて審議
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