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「平成15年度ダイオキシン類に係る常時監視調査結果」について

平成16年8月2日
環境生活部環境政策課
課長 :関屋 建三
担当 :上田 洋一
連絡先 :083-933-3034

 平成15年度に実施したダイオキシン類対策特別措置法(以下「ダイオキシン対策法」という。)に基づく大気、水質、底質、地下水、土壌に係る常時監視(環境調査)結果の概要を下記のとおり公表します。

調査時期   平成15年5月21日〜16年1月26日
調査内容
 (1) 調査媒体、調査地点等
調査媒体 調査対象・地点等
大気 岩国市、柳井市、周南市、防府市、山口市、宇部市、豊浦町、萩市、下関市 9地域




河川 錦川、島田川、椹野川、厚東川、木屋川、阿武川、富田川、夜市川、大井川 9河川
湖沼 菅野湖、小野湖、豊田湖、阿武川ダム貯水池、常盤湖 5湖沼
海域 広島湾西部、徳山湾、三田尻湾・防府、山口・秋穂、響灘及び周防灘、萩地先 6海域
地下水 岩国市、玖珂町、周東町、錦町(2地点)、光市
周南市(4地点)、防府市(2地点)、宇部市(2地点)、小野田市、阿知須町、長門市、下関市
18地点
土壌 岩国市(4地点)、柳井市、光市(2地点)、下松市(3地点)、周南市(5地点)、防府市(5地点)、山口市(6地点)、宇部市(8地点)、小野田市(2地点)、萩市(2地点)、下関市(12地点) 50地点
 (2) 分析機関
環境保健研究センター:大気、水質、底質、地下水
民間分析機関:土壌
調査結果の概要
調査結果の総括表及び測定地点ごとの結果は、表1〜表5のとおりである。
 (1) 大気
調査地点ごとの年間平均値は、0.019〜0.054pg-TEQ/m3で、いずれの地点も環境基準0.6pg-TEQ/mと比較して低いレベルであった。また、全地点の平均値も0.035pg-TEQ/mで全国調査結果(平成14年度調査結果:環境省まとめ)の平均値0.093pg-TEQ/mよりも低かった。
 平成10年度から継続的に測定を行っている5市1町の平均値の経年変化は、下図のとおりであり、ダイオキシン対策法の規制等によるダイオキシン排出量の削減に伴い、大気環境中の濃度も着実に減少している。
 (2) 水質(河川、湖沼、海域)
  河川は0.063〜0.22pg-TEQ/L、湖沼は0.061〜0.075pg-TEQ/L、海域は0.059〜0.071pg-TEQ/Lであり、いずれの地点も、環境基準1pg-TEQ/Lに比較して低いレベルであった。また、全地点の平均値も0.078pg-TEQ/Lで全国調査結果の平均値0.25pg-TEQ/Lよりも低かった。
 (3) 底質(河川、湖沼、海域)
 河川は0.17〜0.84pg-TEQ/g、湖沼は7.4〜16pg-TEQ/g、海域は0.23〜16pg-TEQ/gであり、いずれの地点も、底質の環境基準150pg-TEQ/gと比較して低いレベルであった。また、全地点の平均値も5.9pg-TEQ/gで全国調査結果の平均値11pg-TEQ/gよりも低かった。
 (4) 地下水
 0.059〜0.11pg-TEQ/Lであり、いずれの地点も、環境基準1pg-TEQ/Lと比較して低いレベルであった。また、平均値も0.063pg-TEQ/Lで全国調査結果の平均値0.066pg-TEQ/Lよりも低かった。
 (5) 土壌
 0.0025〜7.3pg-TEQ/gであり、いずれの地点も、環境基準1,000pg-TEQ/gと比較して低いレベルであった。また、平均値も0.73pg-TEQ/gで全国調査結果の平均値3.8pg-TEQ/gよりも低かった。
まとめ
 
  本県の今回の調査結果では、大気、水質(河川、湖沼、海域)、底質(河川、湖沼、海域)、地下水、土壌のいずれについても、環境基準を下回っている状況であり、全国調査 結果と比較しても低いレベルであった。

県としては、引き続き、計画的に調査を実施していくこととしている。